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年齢を理由に理解をやめたくない

会社にSlackのDMで仕事の話をじゃんじゃんしてくる年上の人がいます。多分38歳くらい。もちろんわたし以外の人にもじゃんじゃんDMしてるらしい。人によっては、もしくは会社によってはそれでもいいのかもしれないのですが、わたしは1対1のDMが好きではありません。単純に苦手なのもあるし、わたしは週2の業務委託なので仕事はオープンにしておきたい考えがあるからです。機密性が高い仕事をしてるわけでもないし。

だから今日やんわりと「DMじゃなくてチャンネルにメンションしてもらってもいいですか?」とお願いしたんです。会話がクローズドになるのも嫌だと伝えつつ。

そしたら「会話がクローズドになるのが嫌なんて若い人らしい感覚だね。昔のチャットやメールは1対1が基本だったからさ〜」みたいに言われたんです。そうかなあ、と思いつつ、世代じゃなくて多分性格の問題だと思うぞ、とわたしは感じました。

わたしはマッキントッシュのときからパソコンを触っていたし、2000年ごろからインターネットにいたのもあるからチャット文化も掲示板文化も通ってきたし、なんなら前略プロフィールはやってない昭和生まれなので自分では若いとは思わないわけです。仕事始めてからもリスクヘッジでメールには基本関係者をCCに入れるようにしているし。だから多分それ、世代じゃない。性格や。

もっというと、わたしは昔から女子の手紙のやりとりとか、教室で目を合わせないくせにメールはしてる男女とか、政治的な根回しとかクローズドな世界がめちゃくちゃ苦手なんですよ。基本的に会社の仕事はわたし以外のだれでもできるものであると思うし、やましいことがあるから隠したいんだろうなって思っちゃう。だから仕事でクローズドな場は好きではありません。

クローズドな空間から悪口や仲間はずれに発展することも多いとこれまでの経験から感じるし、仕事の場合なら上長など他社の目線を常に入れておきたい。別の会社でクローズドなオンラインの会話から個人間の問題が起こるようすもたくさん見てきました。

もちろんサシで飲みに行く連絡とか、ごめん次のミーティング5分遅れる! とかならいいんだけど、機密性が高くもなく個人的でもない話を他人に見えないDMでされると隠し事したいのかなと感じてしまうんです。これは個人の問題。わたしはDMが苦手なんだよなあと。世代の問題では無い気がする。

理解できないことをすぐに年齢や世代のせいにするのは、そこで目の前の人への理解をやめてしまうことだから割と危ないことなんじゃないかな。個人をラベルで見てる感じするし。

その人には直接この考えを伝えていないけれど、わたしは少なからずそう思うからちょっと理解できないなあって相手のことをむやみに年齢のせいにするのはやめようと思いました。

という備忘録。


おやすみなさい。

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