【い】一生で一度のワープをここで使うよ
ときめいたり、はっとしたり。そんな歌詞を切り取る『50の音の歌詞』シリーズ。今日は【い】。
六星占術だろうと 大殺界だろうと 俺が木星人で 君が火星人だろうと
君が言い張っても
俺は地球人だよ いや、でも 仮に木星人でも たかが隣の星だろ?
一生で一度のワープをここで使うよ
曲:ふたりごと
歌:RADWIMPS
作詞・作曲:野田洋次郎
収録:ふたりごと
発売:2006年5月17日
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六星占術も星も飛び越えるラブソングをわたしは他に聞いたことがなくて。一生に一度のワープを使うような恋をしてみたいと、失恋直後のわたしはこの曲を聞いて思ったのです。
それと「これはパンドラの箱だな……」と何度か聞いて思いました。こことか↓
「私の命は二人の愛の証 そこには一つだって嘘はない そうでしょう?
そうだと言ってよ」
「二人に愛はもうないと言うなら私の命はすべて嘘にかわり…
「時」に嘘をつかせないで」
わたしの両親はそんなに仲良くないので、この曲の歌詞をじっくり聞いたときに「野田洋次郎という人はなんてことを言ってしまったんだろう」と自分の存在が透明になってしまいそうな恐怖を感じたことを覚えています。
それと、それまで聞いていたようなラブソングの概念が崩された感じもします。特にこのあたり↓
もう決めたもん 俺とお前50になっても同じベッドで寝るの
こんな具体的な仲良し夫婦への願望を歌にしてもいいんだ……とかなり驚きました。それまで結構目の前のことばかり歌っていた曲ばかり聞いていたんだという気付きもそうだけど、こんな夫婦を望んでもいいんだと本当に衝撃だった。わたしもそんな夫婦がいいな。
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