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BTS:JIMINさんに関する壮大な勘違いのお話🌈✨


JIMINさんのアルバム『FACE』が発売されましたね💜



ヨロブン(皆さま)、どんな印象・感想を抱きましたか?



本日の記事は、アルバムを聴いて、MVを視聴して、ほぼ作品だけで感じたところを、徒然なるままに語る回です。




その作品に込めたJIMINさんの思いなどは、極力拝見していない状態です。


そのため、相当好き勝手書いております。


まだご自身で作品を楽しんでいない方にとっては、おかしな先入観をご提供してしまうことになるかもしれないので、まずはここでUターンして、存分にJIMINさんの世界をお楽しみいただき、いつか思い出すことがあったなら、また戻ってきてくださることをお勧めいたします。


繰り返しとなりますが、そのくらい好き勝手に書いてます。






…ということで、始めていきましょう。


まずは、タイトルにも書いた通り、ワタクシ、どうやらJIMINさんに対して、壮大な勘違いをしていたようですね。



今回のアルバム、予想していた世界観とまったく違っていました。



それは、まさしくJIMINさんの「FACE=顔」であり、これまで観てきた「顔」とは全く違っていた、とも言えるかもしれません。



これまで観てきた「顔」を少し思い出してみましょうか。



例えば、『Promise』。


そして、『Christmas Love』。





WINGSシリーズの『LIE』。



『Serendipity』。



『Filter』。




バンタン全体の曲を述べ出したら終わらないですけれど、例えば、『Black Swan』は、とても印象的かつ象徴的だと思います。



こちら↓のBehindでもより強く感じられます。



『ON』の冒頭登場シーンなんかも、強烈に心を掴んで離しません。




実はこれまでJIMINさんのことは、そこまで文字にしてこなかったんですね。


…うまく文字にできなかったという方が正しいかもしれません。



WINGSシリーズの『LIE』については、他のメンバーの皆さま同様に記事にはしておりますけれど、かなり難儀いたしました。



WINGSシリーズのさらにおおもとである花様年華についてはマガジンにしておりますが、ここでのJIMINさんというのも、なかなか難しい存在です。(水とかりんごとか…)






先日のつぶやきにも書いたんですけれども、「JIMINさんを表現できるのはJIMINさんだけ」という印象がとてもとても強くて、書きたいけれど書けない…というもどかしさもあったりしました。


己の語彙力やワードセンスが主な要因だとは思うんですけどね。






今回のアルバムで新たな「顔」を拝見し、スルッと出てきた言葉があります。




「パク・ジミンて、現実に存在してた」



ということ。




はい、もちろん、存在してます。



それはもともとわかっていたんです。



我々と同じ人間です、はい。



わかってはいたんですよ。


熱い釜山男子の姿や芸人の姿、兄として、弟としての姿、ありとあらゆる姿は人間味そのものだったりします。




しかしながら、ことアーティスト、パフォーマーとなった時に、別人になるんですよね。


それを一般的には「ギャップ」というのかもしれません。




その歌声も、パフォーマンスも、魔法みたいじゃないですか?



ふわっとした物腰も、キュートな笑顔も、おとぎ話みたいじゃないですか?



つまりは、アーティストそしてパフォーマーとしてのJIMINさんはどことなく、この世のものではないような、ファンタジーの住人位置にしていたんだと思います。


そうでなければ、あの表現、世界観について頭の中で辻褄があわないような感覚です。



例えば、『ナルニア国物語』で別世界でたどり着いた先で、最初に出会うのがJIMINさんでもおかしくないし、圧倒的な力で世界を凍らせる女王でもおかしくないし、雄々しく勇ましい救い主のライオンであってもおかしくない。


『指輪物語』で自然豊かな小さな村で穏やかに暮らす小さな人であってもおかしくないし、その村から冒険の旅に出る主人公であってもおかしくはないし、見目麗しいエルフであってもおかしくはない。



こちらの記事↓で、コラボしてほしいDJを書いたんですけれども、JIMINさんは迷いなくAlan Walkerさんだ!と思ったのも、このファンタジー感ゆえのチョイスだったのだ、と改めて納得しました。




そんな勘違い=つまりはJIMINさんはファンタジーの住人という勘違いに気づいて、改めてアルバムを聴くと、冒頭の『Face-Off』から、ファンタジー感あふれた始まりが、ふいに歪むというところで、生身のパク・ジミンに出会わせてくれるような感覚にもなります。


二曲目『Interlude : Dive』では、扉をノックする音、息を切らして走る声?、自己紹介。

そして、『Like Crazy』はMVに関していえば、完全に現実世界。
(とはいえ、いろいろカラクリはありそうです…)


続く『Alone』では目覚まし時計のようなアラーム音から始まりますね。

つまりは夢から覚めたような感覚です。


そして、『Set Me Free Pt.2』って、自由にしといてくれ、ということであれば、「JIMIN」というアーティストを架空の人物として頭の中で閉じ込めててゴメン…となりました。



思ってた世界観が歪んで、ニセモノ・作り物だと気づいて、改めて、すみません、僕がJIMINです、と名乗っていただいて、生身の人間です、現実世界で生きてます…と同じ世界線に立って、目が覚めて、世界の広さを知るようなアルバムという第一印象でございます。


えぇ、第一印象のわりに多くを語っております。


要はファンタジー要素満載のアルバムを予想していたら、全然違ったよ、ということでもあります。



ちなみに『Like Crazy』って、どこか懐かしい曲調に感じたりしたんです。




その懐かしさをたどっていったら、かつてのトレンディドラマ感でした。


例えば、こちら↓とか…。



世代によってはハテハテ?かもしれませんが、トレンディドラマって、超絶生々しくて激しい人間ドラマじゃないですか。


それこそ仮面と仮面の下の素顔とをまざまざと見せつけられる世界観だと思うんですね。

さらには、わりと派手に誇張したりしますよね。



子ども心に当時のドラマって、可笑しくも、美しくも、恐ろしいもの…というようなイメージが残っています。




それは音楽もドラマも変わりがなく、作品はある意味我々を映す鏡です。


鏡のように対峙して、受け手である我々は共感したり、嫌悪感を抱いたりするんですよね。




「FACE」って「顔」とも訳せるけれど、「対峙する」とか、「立ち向かう」というような意味もありますよね。



JIMINさんがJIMINさん自身と対峙した世界から、「これがぼくだよ」とさらけ出してくれて、そのJIMINさんに対峙する我々と言う構図にも思えます。


そこで感じたこと、見えたことは、JIMINさんとの対峙であると同時に、自分自身との対峙であるのかもしれません。



そのJIMINさんはナルニア国でも、中つ国でもなく、我々と同じ世界に存在して、笑って、泣いて、血のにじむような努力をして、思いや考えを巡らせて、多くの人と出会い、別れを経験して、優しさや理不尽、苦悩や狂気に触れ、支えられ、支え、愛し、愛されてきた、「今」を生きるパク・ジミンそのものなのではないかな、と。





ちなみにね、何が恐ろしいかって、JIMINさんはファンタジーから解放されたわけでも、ファンタジーから離脱したわけでもないと思うんですよ。



今回のアルバムで言うと、ナルニア国のクローゼットを手に入れたところではないでしょうか。


クローゼットは二つの国を行き来できる「扉」ですね。



扉を手に入れること、それすなわち、計り知れない広大な両方の世界を手に入れたんです。


つまりは、表現者としての世界が何倍にも広がったということ。


この先のAlan Walkerさんとのコラボも待ち望んでおりますし、三十路のファンタジーも、還暦ファンタジーも観たい、聴きたいのです。


それは間違いなく、一大叙事詩ファンタジーとなることでしょう。




ここまで読み進めて、何言ってんだ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ワタクシ自身は、ようやくJIMINさんを語り始めることができたことに喜びを覚えております。


それほど、JIMINさん=言葉で表現しがたい存在でした。


ちなみに、バンタンの中で、言葉にしやすい圧倒的第一位はキム・ソクジンさんだったりしますがそのあたりはまた別の機会にお話することにいたしましょう。


今回の感想はあくまでも第一印象を徒然なるままに語っているだけなので、これから聴き込むことで、印象は別のものになっていく可能性大です。


それはそれで楽しいですよね。


そして、勘違い上等、今回の勘違いは自分自身にとって、最高に面白い勘違いとなりました。


たくさんの時間をかけて、深い思いと愛を込めて届けてくださった作品です。

思いっきりとことんいろんな角度から楽しませていただきたいと思います💜


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