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七転び八起き人生、見方を変えればすごく良い

いままで右往左往、七転び八起きしてきた。

大学の学部生のときの就活で文字通り全滅し、逃げ半分で進んだ修士をしんどさで潰れそうになりながら必死にすごし、修士修了時にもやはり内定は1つもなく、その後勉強も兼ねてバイト生活。

なまじ学歴がいいせいで、友人たちは誰もが聞いてわかるような企業で社会人4年目とかになるころ、ようやく自分は誰も聞いたことのない小さな会社で社員の立場をいただけた。

地味でも、泥臭くても、自分がやりたい仕事につけたからまあ結果オーライじゃん?
企業の規模なんて気にすんな気にすんな。
ぐらいにさっきまでは思っていた。
 

けれどもふと、
「大学院での仲間たちや、バイトでできた友だちは、普通に就職してたら得られなかった関係なのでは?」
と思った。

院を卒業したあとでも先輩や先生に会いに行くし、友だち同士でご飯や他愛ない話もしょっちゅうする。
バイトでできた友だちもこれからも遊ぶ約束をしている。

さらに言うなれば、学部で就活全滅して病みに病んでいたときにハマったアイドルがきっかけで知り合ったファン仲間もいる。

就活2回全滅してバイト生活をしていなければ、今ある友人関係が3系統も存在しなかったと考えると恐ろしい。

 
結局、キャリアという意味ではあまり得るもののない4年ほどだったのかもしれない。

けど、人生という意味ではあまりにも得たものが大きすぎる、とても貴重な運命的な期間だったんだな。

そう考えたら自分の人生がすごく誇るべきものに思えてきた。


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