2023年までのセーリングライフ

2022年度下半期からはいよいよ理事・環境委員長、新たに設置された経営戦略室が忙しくなりました。理事職は2024年6月までです。

■経営企画室
経営企画室のマネジメントは専任担当者に移行しましたが、2021年度の発の会員アンケートのとりまとめも行いました。SeeSports実現チームリーダーとして、2022年度アーリースプリングレガッタ、2023年度全日本インカレでのリアルタイム動画配信の実証実験、及びファンエンゲージメント向上・収益化モデルの検討を進め、2024年度は収益化の実装を行います。

■環境委員会
環境の取組は、セーラーのゴミ分別など取組の徹底が進んでいましたが、さらに外部へのSNS等の発信によるブランディングと、取組の測定・評価及び表彰をする役割を深めました。発信については、当時は連盟への報告のみでしたが、外部発信を促進し、スポンサー企業価値の向上に貢献します。評価・表彰については、2022年のヤンマーカップでの試行から始まり、ハンザ世界選手権からのSDGs貢献アプリの開発、年間の二酸化炭素削減換算量の試算を実施し、2024年度は公認大会環境キャンペーン補助金の要件に位置づけ、動機づけを進めました。江の島オリンピックウィーク・かごしま国体でのリセールワークショップも多くの参加がありました。取組状況アンケートでは先進事例が寄せられました。

■eSailing委員会
2022年度も全日本選手権・ネーションズカップの支援を行い、ジュニアカップを開催しました。2023年度も全日本選手権・ネーションズカップの支援を行いました。2024年度の全日本選手権はオンサイト開催を目指しています。

■日本RSクラス協会
2023年にRS Aero全日本選手権を公認大会として開催しました。また、一般社団法人格を取得し、自立した運営、開かれた組織への発展を遂げました。ジュニア選手の活躍も目覚ましく、互いに支えるコミュニティが拡大しています。2024年7月には日韓友好レガッタを開催し、2025年のRS Aeroアジア選手権開催を準備し、さらに2026年アジア大会ユース種目での採用に向けた提案を行いました。

■ジャッジ
2023年度はジャッジ参加ができないままでしたが、11月のRS全日本選手権での大会運営をきっかけにルールやケースの学習を始め、2024年3月のA級ジャッジ講習・認定試験に合格し、ナショナル・ジャッジA級の資格を取得しました。スポーツのルールは見やすくわかりやすく進化しており、セーリング競技もルールやフォーマットの発展が期待されます。ルールの歴史を学びながら、新たなエキシビションフォーマットの開発を進めたいです。

■個人的なセーリング活動
2023年イタリア・サルデニア島カラゼッタでのRS Aero世界選手権に、日本人で初めてAero 7で参戦しました。練習不足・腰痛の影響で戦績は芳しくありませんでしたが、世界のRSセーラーと交流ができました。


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