五体満足である事への感謝。
これは常日頃から意識するようにしています。

手が動く、足が動く、目が見える、耳が聞こえる、嗅覚もある、頭で物事を考えられる‥
ごくごく当たり前の事だけど、それがどんなに有難い事か‥
とても奇跡的な事でもあると思うわけですね。

何事も無く平穏無事である事が一番。
これは確かにその通りです。

ただ、この考え方は行き過ぎると向上心が失われつつあるので、注意が必要なのです。

五体満足で健康である事が一番なのだから、それ以上の欲を求める必要はない‥
という結論に達しかねないのです。

これはもう自分の死期を悟って、時間に身を委ねる段階で辿り着く結論ですね(^^;)

体や精神の健康状態が良好で、まだまだ動ける世代の人達がここまでの結論に行ってしまうと、具体的な行動をする為の原動力（欲）が失われてしまいます。

五体満足、健康第一は、つまり生命の現状維持として最低限のボーダーラインです。
この当たり前の状態に感謝しつつも、そこから自分の行動がプラスされなければ、結局死ぬまで何も変わらずに一生を終えてしまうわけです。

学業が全て終了し、無事に就職活動や仕事が安定し始める20代半ば～30代辺りから、だんだんと生活の変化が少なくなり、毎日の行動がほぼパターン化していきます。
そして気がつくと、本当にあっという間に5年や10年が過ぎて行ってしまいます。

過去記事で夢の事、目標の事について書きましたが、これは単に自分の願望を実現するだけのものではなく、生きる意味として重要な役割を持っています。

だからこそ、目標は出来るだけ具体的に、かつ簡単過ぎず難し過ぎずのレベルで決めるのが大事になってきます。

大きい夢は生涯目標に‥
小さい夢は一年の目標に‥
という形で決めるのもオススメです。

そして、なるべく自分がワクワクと楽しみになるような目標を決めると良いですね(^^)