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NORITAKE HARADA ノリタケハラダのデニム 履いてみた①

定期的に配信するネタが欲しいなという安易なノリで書き始めております。経年変化という言葉を使えるほどしっかり履き込んでいるわけでもないし、そういう言葉を使わずとも最初からかっこいい服なのでこのタイトルで進めていきたいと思います。

tukiの別レーベルである、デザイナー両名の名前を冠したnoritake harada。詳しいディティールやブランド詳細はkinkのブログの説明がわかりやすかったので下のリンクからぜひ。

501の47モデルを忠実に再現しながらも、縦にも横にも幅が広すぎるサイズ展開、耳やステッチをデニムと同色の濃紺にすることでよりミニマルな印象に仕上げているところなど、ただのレプリカではとどまらないところがtukiらしいというか、個人的に好きなノリだなと思っているところ。

tukiのインスタでこのデニムのボタンに関するエピソードが載っているのだけど、tukiの服作りに関する考え方が詰まっているなと感じたのでこちらもぜひ読んで欲しい。このブログを最後まで読み進めるよりもよほど有意義な時間が過ごせます。

ゴートスキンのパッチ 水に強いためパッチとしては合理的だし個人的にも好き

サイズは30インチのMEDIUMレングス。実寸でウエスト72センチ、股下73センチ。どちらも未洗い時から7〜8センチほど縮んでいる計算。
上半身に比べ腰とお尻が貧弱な私でバチバチのジャストサイズ。骨盤がウォッチポケットに乗っかっているのが分かるほどのジャスト具合。
履ける人もなかなか居ないし、今のサイズバランス的に履きたいと思う人もなかなか居ない気がするが、一本くらいジャストで履けるデニム持っててもいいよな〜と思っていた矢先、ワンウォッシュ程度の状態がヤフオクで投げ売りされているのを見つけたので購入した次第。あえてこのサイズを選ぶ天邪鬼根性的なところは多分にあると思われます。

わざわざ参考にする人はいないと思いますが、一応どういう履き方をしていたかも記載します。

  • 糊付けはせずに月4〜5回外出時着用。家では週に2〜3度寝る前まで着用。

  • 洗濯は40度のお湯でもみ洗い(ナノックス使用)、15分ほど放置した後にすすぎと脱水をおしゃれ着コースで行う。

  • 洗濯の頻度はまちまち。膝が出ているのがだいぶ気になってきたタイミングで洗うことが多い気がする。7〜8回は洗ったはず。

と言った具合に1年半くらい?ワンウォッシュ程度から適当に履いてみたところこんな感じになりました。

タイトなサイズな分ヒゲは細かく入っている 

そもそもの紺色が濃いからこそ濃淡がわかりやすい
そこまで屈伸での負荷がかかっていないせいかハチノスは薄め

細かいが幅広めに入っている
膝周りはもうちょっとコントラストハッキリしててもいいかも

斜行、カッコいいのかどうかまだわからない
そもそもは毛羽立ちのある生地だが、お尻の摩耗が激しい部分は色落ちとともに擦れてだいぶ滑らかになっている
ケツポケにはあまり何も入れない派ではあるが、
スマホのアタリが出るの、個人的には嫌いじゃない
センターからズレてるディティール 好きな人多いのでは

これが1番毛羽立ちが伝わりやすいかも
濃紺の綿糸でチェーンステッチが入っている 
ミニマルかつ無骨な印象

現状の色落ちを見る限り、結局のところ洗い方や履く頻度という話の前にどれだけジャストサイズなものを選んで履き続けられるかがハッキリした色落ちをさせる上で重要な気がしている。
とは言いつつ、個人的にはデニム単体のかっこよさよりも他の服と合わせた時に目立ちすぎず、目立たなさすぎずのバランスで履けることの方が重要。全体的にもう少し青みが出て欲しいし、色落ちのコントラストもそこまでハッキリしてなくていいので、洗う頻度をもう少し増やしても良いかもしれない。
 
今年の春夏でいえばジャストサイズのバスクシャツにこれを履いてチャッカブーツとかやりたいですね。大島さんフォロワーすぎる気しかしませんが。

デニムに限らず、ヴィンテージとリプロ品についての話は色々なところで出るし、自分なりの考えもまとめてみようと思ったものの、それだけで一つのテーマとして結構なボリュームになりそうなので今回は割愛。次このデニムについて書く前には書きたいですね。

今週中におすすめ(とは言い切れない)シリーズ、個人ブログ編も更新予定です。そこまで長くならなそうなので早ければ明日にでもあげます。では。

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