BBドンクベットボードとそのハンドについて考える ②(VS MP)

JOPTの解説聞くのが、一番のポーカーの勉強できるんじゃねぇかと思ってきたこばやしです。
どうせ明日からまたサボる日々が始まるんです、今日くらい頑張って記事を連続投稿してみようと思います。

今回は相手がHJ、COだった場合を確認します。

ここまでの知見として、ドンクをするボードといえば
654、543、876、765といったローカードのコネクトか、
レアケースとして988、887、865というボードだということはわかってます。

VS HJ


まずはお互いのレンジから確認です。

続いて、ドンクするボードの確認です。

実家のような、見慣れた安心感のあるボードが出てきました。
やはり543、654、765、、、あれ、876が消えました。
他は共通で生き残ってるのに876はお亡くなりになりました。

あとは988も887も消えました。
あれぇ、8関連がいきなりどっかいった?

LJとHJの違いってなんだ?
パッと思いつくのは7を持つレンジの違いでしょうか。

■LJの7を含むオープンコンボ
 ・A7s
 ・K7s
 ・97s
 ・87s
 ・77
 ・76s(39.5%)

■HJの7を含むオープンコンボ
 ・A7s
 ・K7s
 ・Q7s
 ・J7s
 ・T7s

 ・97s
 ・87s
 ・77
 ・76s(100%)
 
ちょっと増えました。
LJに7があるから、それに関連して8はそこまでBB有利とはいえない、とかなんですかね。
知らんけど。

あとは865が消えた代わりに新規参入したのが754、765のお二人です。
765は33%を超えていないというこばやし基準から検討対象外ですが、
754は36%頻度となり見事対象に。

これまで触れてきたボードは割愛して、このVS HJ篇では754だけを見ていきたいと思います。

754

まずは全体像を確認しましょう。

ちなみに、このボードはめでたく、こばやしのトラウマボードです。
ええ、86でストレート完成です。86恐怖症です。このボードで2回、KKが死にました。

なので、じつはこのボードが「ドンクベットボード」というのは知ってた男、こばやし。
ホントに86って過小評価されてるんですけど、実はブラフに結構最適なハンドなんですよね。
(だってSDV、そりゃあないもん)

さて、ハンドの詳細も見ていきましょう。

まずは最初に目立っているのがK9s。
LJ相手だとK9sにレイズ頻度はありませんでした。HJ相手だとたまにレイズに回すものの、
コールで参加した場合にはなんと85.6%で最高値のドンク頻度です。

でもこの「一番高いスーツと同じだと一番ベット頻度が高い」というのはなぜなんでしょうか。
毎回不思議に思ってますがどうせ悩んでも答えはわからないままなので割愛します。
 ※754rを、♡7♦5♣4としてGTO Wizardへ入力してます。

K9sなどのレンジ100%ではないハンドを除くとドンク頻度1位は32s。69.2%でした。
現状3ハイ。でもモンスタードロー。これぞ最高のドンクハンドですね。

みなさんはちゃんと32sでBBディフェンスできてますか?
はい、自信をもって自分はできていることを誓います。
現に、このテーマを思い立った理由が42oでディフェンスしてたからですけれども。

そしてストレート完成のわれらが86s(54.1%)と86o(53.8%)は、そこまで高くはない傾向でした。
やはり、ストレート完成しているとベット一択とはならないのに、VS LJの時の543rボードで最高値なのが62sだったのには納得がいきません。

が、そういうものなのでしょう。悩んでも仕方ありません。次に行きます。

他にめぼしいハンドといえば、OESDとなる6持ち、トップヒットの7、上ストレートの可能性を秘めた8持ちなどはドンク頻度が高めでした。
逆に5ヒット、4ヒットあたりはおとなしく、3持ちもおとなしい印象です。

「相手が絡んでないとは言い切れない」というのが、LJとHJの違いということなのではないかと、ここでは仮説を立てるにとどめておきたいと思います。

短いですが、これでVS HJは終了です。

VS CO

基本的にはドンクボードは、若干の入れ替わりはあるものの、
ローボードのコネクト強めという傾向はつかみました。
ただ、どんどんとその優位性がなくなっていってついにCOとの対決です。

1326コンボ中490コンボがオープンしてくるこのポジション。
ちなみにこばやしは、このポジションだとちょうど555コンボになるようにレンジを作ってます。

「CO=5」とゴロ合わせして覚えやすいから555にしよう、という理由でふざけてます。
なので一番自分のレンジが壊れてるのは、実はBBでなくCOだったりしてます。

配信解説だと「BBのレンジがひどい」とたくさんの方から叱咤激励をいただいておりますが、COの酷さを指摘できた方は今まで一人もいません。COが一番ひどいことに気づいてた方はいますでしょうか?いたら、多分あなただけです。お見事。

とまぁ、蛇足はもうよいとして、まずはレンジの確認です

はたしてどれだけの人がT7sでレイズを返せてるのか?という話ですが、これが適正レンジです。

いつか、COオープンに86sでレイズもしてみたいと思ってますが、というかその前にAQsを鉄でコールにとどめるところからやめたいと思います。
次のハウストーナメントでは、頑張ってAQsをレイズしようと思います。

ってかA4sってレイズ頻度ないの??!!
毎回MPオープンに対してA4sはレイズ返しとったわ。

と、思わぬところで反省点が見つかった模様ですが、ここからが本題です。

このポジション同士でのドンク頻度はそもそもあるのでしょうか。緊張の一瞬です。

G T O  W i z a r d 、 未   実   装 

なぜこの記事がこんなにも余談ばかりで進行してきたか、その答えがここにあります。
もはや、こばやしにできることは尺稼ぎしかなかったのです。
「釣り記事」というやつです(開き直り)

まさかこんな終わり方を迎えるとは予想もしてませんでしたが、VS COはこれで終わりです。
つまりは、このVS MP篇もこれで終了です。
申し訳ございませんでした。

さて、BTN VS BBはGTO Wizardに実装されているのでしょうか。
されてなきゃ、これがこのテーマの最終回です。





されてませんでした!未実装です!!
これで今回のテーマは終了です!!!
お付き合いありがとうございました!!!汗

       「完」






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