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湯沢町よ、おかしくないか?この制度。

こんにちは。新潟県湯沢町にUターンし、年長児、小学生にプログラミング指導をしている腰越です。本日は就学前検診で引っかかった我が子を民間の発達支援施設で特訓させるべく、湯沢町にサービスの支援申請を試みた際の違和感について記事にしようと思います。

※この記事は特定団体・個人への批判では無く、湯沢町の制度に対する問題提起です。

前提として

①申請の経緯

詳細は別記事に記載したのですが、
・我が子は、就学前検診で音声情報の処理が苦手であることが判明
・11月時点で通所支援学級(=通級)へ通うことを教育委員会から打診
・(ちなみに)私も音声での処理が苦手であり学生時代から苦労
・(ということは)私と同じ苦しみを味わうことになる可能性大
・(であれば)小学校進学前、保育園のうちに対策しておきたい

と言うことで町の支援制度を活用し、民間の児童発達支援サービスを受けられるところに連れていく手続きを進めていくことにしました。

②申請の対象児童

町における児童発達支援の支援対象者はこちら

湯沢町 児童通所支援について
(利用の流れ)より引用
※2023年12月時点

我が家は③に該当するため「保育園・保健師からの意見書」が必要です。
その場合の流れは、こんな感じ。

で、理想は即利用申請 → 療育開始 & 小学校入学前から対応できる準備をしておきたい、と考えていました。

問題提起

意見書が通らない

今回私が最もおかしいと思っているのは、フローで言うと2つ目です。

ここが「保育園児の時点では、(現状通級在籍予定だとしても)意見書を書けない」と言うのです。

意見書の書類 ※2023年12月時点

具体的には、赤枠内の部分が「書けない」ポイントなのですが、
申請するにあたり、保育園児での申請利用をする場合「加配保育士の配置」をされている児童が対象となるそうで、現状だと通級指導教室に在籍した後に申請するのが慣例となっているようなのです。

進学前に対応策を講じたい親と
進学後の対応で問題無いという行政側の考え
この考えの違いが最大の問題点な気がします

結果、小学校入学するまで申請できない状況なのです。
しかも超スムーズに進んだとしても、申請〜利用に1ヶ月かかるので利用開始時は5月って…もう小学校スタートしてるわけで。。。

「コレっておかしいよね??」と、既に支援サービスを利用している保護者にも相談した所、同様の意見を持っていたので、おそらく同じモヤモヤを持つ保護者は他にもいるんじゃないでしょうか。

ちなみに教育委員会との面談時には「最終目標は通常学級(いわゆる普通のクラス)で通年在籍出来るようになること」と話していた記憶があり、それなら尚更早い段階で手を打つために民間サービスと連携出来るフローにした方が良いのではないかと思いますが…う〜ん。どうしたものか。

私の提言

今回の申請手続きを踏まえ提言したい内容は4つ。

  1. 「通級在籍予定」となった時点で発達支援のサービスを受けられるよう意見書のフォーマットを変えて欲しい

  2. 保育園の活動に支障が無いように発達支援サービスの事業者との連携する策を検討してもらいたい

  3. ②が無理ならせめて4月〜スムーズに利用が出来るようにしてほしい

  4. ①〜③の全てが現状無理なら、秋に面談して不安を煽ったあげく春まで放置という意味不明なことをしないで頂きたい(どうせ4月からしか申請できないなら、この際2-3月頃の面談で十分)

最後に

この点に関して何回か関係者各位と話をさせていただきました。その際に何度も言われた言葉があります。それは、
「(焦らずとも)保育園でやっている活動をしてもらえれば充分ではないかと思います」という言葉です。

何度言っても誤解を受けて伝わっているようなので、ここでも言わせていただきいのですが、私は保育園(学校)の活動でも充分対応してもらっていると思っています。また、保育士の先生方が力不足だから民間サービスを受けさせたい、などという気持ちは微塵もありません。

むしろ、この記事では冒頭自己紹介部分であえて太字にしましたが、私だって普段年長〜低学年という「最強の悪ガキ世代(私が勝手に名付けた世代)」を相手にしていて、定期的に振り回されているので、あの何十人というわんぱく暴れん坊少年・少女を限られた人員で回している先生たちには尊敬でしかありません。

私の勝手なイメージですが、
「保育園での活動で + 10の対応力が身に付く」とするなら、
「保育園+発達支援サービスをスムーズに受けられれば +20 +30と更に対応力がつけられる」という考えがあるので早めの申請を希望しているだけなんです。

で、教育委員会としての目標である「通常学級のみの通年在籍」を1年でも早く達成するための動きを取った方がいいわけじゃないですか。

その辺を踏まえて、何とかならないかな〜と思っています。
この話を関係各所と議論する中で、実は他にも突っ込みPOINTがあったので、所々感情的になってしまい大変失礼な発言もあったかと思いますが、ひとまず今は冷静になり、心の中はサムネに貼り付けたキモイ笑顔の状態となっています。

移住定住を促進する町として、少しでも町内の子どもにとって良いシステムになるよう話が進むことを願い、この記事を締めさせていただきます。

ではではまた。

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