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法人成した年度の個人分確定申告

2023年の途中に個人事業主から合同会社の代表になりました。
個人事業主廃業、ということになるので税務署に個人事業主廃業届を出しました。
そして迎えた確定申告。自力でやるのがものすごく大変でした。なぜかと言うと

1.2023年の途中から個人事業主収入だったものが法人収入に変わったため、確定申告を2つに分ける必要があった。
今後は個人と法人2つの確定申告が必要になるのはわかっていたのですが、個人の確定申告=個人+個人事業主だった2023年。報酬を計算するのがものすごく大変でした。
2.月の途中で法人成したために1か月分の報酬も細かくわける必要があった。
月初とか月末日に法人になっていたらもっと簡単だったのに、何も考えずに法人登記してしまったため、報酬が日割り計算になってしまいました。
ただしこれは2023年だけの話で、次からは普通に月ごとの計算になります。
3.法人になってしばらくは個人の口座を使っていたため、賃借対照表の計算がものすごく複雑になってしまった。

法人になって税理士さんに確定申告をお願いする人が多いと思いますが、法人になった年は個人の確定申告も助けてもらったほうが楽かもしれません。
私は法人の仕訳に気を取られ、個人の仕訳などほぼ手つかずになってしまっていたため、税理士さんにお願いできるレベルですらないと判断して自分で何とか申告しました。

また別の記事にまとめようと思っていますが、法人成した年の個人確定申告をしてみて思ったこと。

当たり前とはいえ、還付金が激減しました。今までは還付金が来たらそのお金を予算に組み込もう、という心づもりで年間予算を回していたので自分のお金が目減りしたような気持ちです。

それと、2つの確定申告をしたり法人では一年通して色々税金を払ったりしたこともあり、一体いくら節税できたのか全体像が見えないなと思いました。これに関しては、法人の決算後に全貌が見えそうです。

そういう訳で、個人事業主から法人成した年の個人確定申告はとても大変でした。ミスなく出来ているか自信も正直ありません。
法人成する日程や決算月を事前によく考えることで避けられる苦労もあるため後悔しまくりですが、これも経験と思い苦労を記事にしていくつもりです。

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