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【まとめ】2019年6月 中国・台湾ボードゲームクラウドファンディングまとめ

先月末は台湾でムーンライト・ボードゲーム・フェスティバルが開催されました。Twitterを観測していると、日本人も結構見に行っていたようです。物理的な距離以上に、心理的な距離が近いのでしょうね。

そして今月は中国・上海でShadow Market(SHM)が、来月は北京でDICE CONが開催されます。SHMは私も参加して、ついでにマーダーミステリーゲーム関連の視察もしたいと思っております。

SHMでは日本から3人がフォーラムで登壇予定となっていますが、フォーラムが予定されているのはビジネスデーで、一般の方が入場するためにはVIPチケットを買う必要があるのでご注意を。

6月のまとめです。

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台湾(zeczec

私立女僕学園(Handmaid Garden)

2012年にリリースされた同名の同人ゲームを基に、世界観やシステムを作り直した作品。プレーヤーは私立女僕学園(私立メイド学園)で学ぶ美少女キャラとなり、4年(各2学期)の学園生活が終了したときによりよいエンディングを迎えられるよう目指す。エンディングは全15種類。各キャラには細かな設定が用意されている(名前のエスペラント表記も!)。

対象年齢:14歳以上
プレー人数:3~6人
プレー時間:90~180分

腹黒菓子店(Frenemy Pastry Party)

ゲームマーケット2019春でも出展された『ハラグロパティスリー』のプロジェクト。

デザイン:Jesse Li
プレー人数:3~6人
プレー時間:15~30分
対象年齢:8歳以上

為滋瘋狂(Go Nuts for Donuts)

Go Nuts for Donuts』繁体中文版の製作プロジェクト。

中国(摩点

故事反応盒親子版(Storyact Junior)

2月にクラウドファンディングが実施された『故事反応盒初級版(Storyact Junior)』の中国語版。元は英語学習用のゲームであり、カードの記述も英語だったが、国語学習に使えるように中国語化された。ストーリーテリングによって言語能力を養うゲーム。

闘福

麻雀、花札、ポーカーを参考に制作されたゲーム。10年前のゲームのリメークで、プレーヤーが2~4人から2人専用になったほか、さまざまな変更点がある。

プレーヤーは仙人修行中の「地支天師」を演じ、十二支を集めて相手と戦う。

システム:ハンドマネジメント、モデル構築、リスク評価/管理、メモリー、ドラフト
プレー人数:2人
プレー時間:10~60分
対象年齢:6歳以上

物種演化:起源(Evolution: The Beginning)

Evolution: The Beginning』簡体中文版のプロジェクト。

徳国大選(Die Macher)

ディ・マッヒャー』簡体中文版のプロジェクト。Kick Starterでも同様のプロジェクトが進行中

1986年に第1版が出版されたゲームで、Board Game Geekの登録番号が1番。

水滸豪客伝

水滸伝がテーマのゲーム。ダイスを振って自身の英雄を移動させ、領地を占領したりする。自身の領地が占領されると負け。スキルや事件の特殊効果が多く盛り込まれている、アメリカンなゲーム。

彼岸新語|聊斎残巻

盒中閃電と、ネットイースの人気スマホゲーム『倩女幽魂』がコラボして制作した女性向け謎解きゲーム。AR技術を使用しており、専用アプリを使用してストーリーを進めていく。箱が立体になっており、様々なギミックが楽しめる。

ノートに「スキ」をしていただくと、あるボードゲームの中国語タイトルと、それに対応する日本語タイトルが表示されます。全10種類。君の好きなあのゲームはあるかな?