【まとめ】2019年5月 中国・台湾ボードゲームクラウドファンディングまとめ
先日、ゲームマーケットに出展してまいりました。日曜出展ということもあってそれほど売れはしませんでしたが、いい経験になりました。今後も動向を見て出展したいとは思いますが、おそらく土曜出展は必須ですね……。
なお、特に通販サイトの作成や販売委託は予定していませんが、郵送での購入は承っておりますので、私がゲームマーケットで販売したゲームに興味がある方はTwitterのDMやメールなどでお問い合わせください(なお、キャッシュレス割はありません)。
そして私が最近推しているマーダーミステリーゲームは台湾モアイディアズが日本語シナリオ『約束の場所へ』を出したこともあって関心を持っている方がますます増えている印象です。現在は関東と関西が中心でしょうが、地方にも波及してくれるといいですね。名古屋は近々動きがありそうです。
5月のまとめです。
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台湾(zeczec)
台湾でのみ使用されている発音記号「注音」を使用したボードゲーム。カードに書かれた注音を使用して実際に存在する音を作ることを目指す。
ジャンル:知育ゲーム
推奨プレーヤー人数:3~6人
プレー時間:15~30分
対象年齢:6歳以上
台湾のベストセラー書籍シリーズ『妖怪台湾』をボードゲーム化したもの。プレーヤーは管理者となって村人の生活を守りつつ、人と妖怪の橋渡しをする。妖怪の助けを借りながら村を発展させ、もっとも繁栄した村を作り上げたプレーヤーが勝利する。
対象年齢:10歳以上
プレーヤー人数:2~5人
プレー時間:45分
システム:セットコレクション、ダイスロール
ジャンル:リソースマネジメント、セットコレクション
台湾政治を皮肉ったゲーム。青・緑・白の三つの陣営に分かれて戦う。カードを集めて支持度を獲得していき、北部・中部・南部の3か所を攻略すると勝利。支持度が書かれたカードにはフレーバーとして政治家の名言が記載されている。
プレー人数:2~8人
プレー時間:25~30分
対象年齢:15歳以上
大阪に拠点を置くハーフオペラ作『ヴェルフェル』の繁体中文版製作プロジェクト。
積木を使用したLARP。プレーヤーはTT鉄道会社の新入社員となり、さまざまな部署に配属され、そこで会社の問題点を目撃する。理想と現実の間で困難な選択を迫られる。
中国(摩点)
台湾のゲームデザインチームMOZIが立ち上げたプロジェクト。携帯に便利で、2人から遊べ、短時間で終わるゲームシリーズとして『むしタッチ』、『トカゲ王』、『ひつじ何匹?』、『ミニガーデン』の4作が製作されている。
精巧なコマが特徴的なウォーゲーム。コマはパーツが分かれており、カスタマイズできる。今後はKick Starterでのプレジェクト立ち上げも予定されている。日本語の情報もTwitterで発信されている。
「驚人院」という謎の多い研究機構を調査していた記者「王勝哲」が蒸発した謎を追う謎解きゲーム。
ファンタジックな世界観のゲーム。三つの種族の争いがテーマとなっている。キャラには成長の概念があり、初期スキルのほか、後から新たなスキルを加えることができる。
複数のシナリオが収録されているマーダーミステリーゲーム用アプリ「百変大偵探」中の1編をアナログ化したもの。中華ファンタジーの世界観。
頓涅茨克机場(Donetsk: The Battle for the Airfield)
ウォーゲーム『Donetsk: The Battle for the Airfield』簡体中文版のプロジェクト。
中国のマーダーミステリーブームのはしりとなったシナリオ『Death Wears White』の中国語化プロジェクト。
クルスクの戦いをテーマにしたウォーゲーム。
ウォーゲーム『Firefight』簡体中文版のプロジェクト。
『Sword & Sorcery』簡体中文版のプロジェクト。
ウォーゲーム『インペリウム』中国語版のプロジェクト。
魔海伝奇2:波瀾再起(Rum & Bones: Second Tide)
MOBAボードゲーム『Rum & Bones: Second Tide』簡体中文版のプロジェクト。AR技術を活用した演出も楽しめる。
5~9人用の推理ゲーム。ゲーム中では各キャラクターが異なる動物を演じる。動物はそれぞれ固有の能力を持っている。動物の特性を活用して推理を行ったり、自身の縄張りを確保したりすることで点数を集める。
隆美爾謝幕:卡昂之戦1944(Rommel's Last Battle: Caen 1944)
連合国軍が1944年のノルマンディー上陸後にドイツ軍とカーンで展開した戦いをテーマにしたウォーゲーム。
プレー人数:2人
プレー時間:40~240分(シナリオにより異なる)
シナリオ数:3
2012年に漫画家の孫渣が製作してマンガ・アニメイベントなどで販売していたゲーム『領土争奪』のリメーク。キャラの能力を活用して土地を奪い合うゲーム。
原版は元々マンガ・アニメ愛好家向けに販売されていたが、次第にボードゲームファンにも認知され、最終的に1500セットを売り切った。
今回は、孫渣がイラストを刷新して再版しようとしていたところ、杭州の会社「玩不是玩」がライセンスを買い取り、販売することになった。
ノートに「スキ」をしていただくと、あるボードゲームの中国語タイトルと、それに対応する日本語タイトルが表示されます。全10種類。君の好きなあのゲームはあるかな?