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「ラブリーチャーミーな敵役」の意味を考える

僕は子供の頃からずっと分からないまま、ほったらかしにしている言葉がある。

「ラブリーチャーミーな敵役」

「しゃかりきコロンブス」

「ほとばしる熱いパトス」

サッと思いつく分はこれくらい、他にも知ったかぶりをしてる言葉があると思う。

あっありました。今思い出しました。
でもこれは過去の話で今はもう知っています。


まだ僕が実家暮らしをしていたころだ。
僕は子供の頃からバラエティー番組が好きだったのでよく観ていたのだが、芸人さんが使う言葉をドンドン覚えていった。
でも中には文脈だけで理解した気になっていた言葉もあった。

家族で談笑しているときにどんなタイミングで言ったか忘れたが「ダッチワイフ」と発言したらとんでもない空気になったのを覚えている。

母親が「あんたそれ意味わかって言ってる?」聞いてきたので
僕は異変を察知し「知らんけど」と言った。

その後なんか気まずくなって僕はリビングで喋れずに人形みたいにただ座っていた。


こういう事を避けるためにも「ラブリーチャーミーな敵役」から意味を考えていこう。

これはご存知アニメポケットモンスターに出てくる主人公サトシの敵のロケット団のコジロウのセリフの一部なんだが、子どもの頃はマジで意味わからずにロケット団がまたなんか言うてると思って聞いていた。

でも大人になった今なら「愛嬌たっぷりな君の敵さ」とでも理解しようかな。
いやこれでもあんまり意味わからん。でもこれが限界。

「しゃかりきコロンブス」
これは光GENJIの名曲パラダイス銀河の歌詞の一部(パラダイス銀河もあんまり意味わからんけど)
※歌詞抜粋
大人は見えないしゃかりきコロンブス 夢の島までは探せない

しゃかりき=無我夢中、全力、元気いっぱい
コロンブス=なんたら大陸を見つけた人
こんな感じだろう。

大人は見えないということは子どもなら見えるということ。

周りから無茶だとか言われるような大きすぎる目標や夢(大陸を発見するくらいの事)を持つ人を大人はバカにしたり、現実みろよと非難したりと同じ目線に立たない。
つまり、視界に入らず見えない。
でも子どもや子どものように純粋な心を持っていれば夢の島を探せるはず。

なかなかいい感じに汲み取れている気がする。
それかこの歌詞を一生懸命理解しようとしているその様がしゃかりきコロンブスってこと?
みんなそれぞれ何かのしゃかりきコロンブス?


「ほとばしる熱いパトス」
これはパトスの意味を知らん過ぎるので考えようがないから調べるとして、というか残酷な天使のテーゼでしか聞いたことない単語やし、よう考えたら残酷な天使のテーゼもどういう意味?

パトス=欲情・怒り・恐怖・喜び・憎しみ・哀(かな)しみなどの快楽や苦痛を伴う一時的な感情状態

ということらしいのでそのまま理解できました。
なるほど日本語で言うところの衝動みたいなことですね。

僕は子どもの頃、転校による哀タイプのパトスになり夜ベランダで数十分尾崎豊を聴いてる時期がありました。

数年前には5年バイトし、店長の休み作るために無理に出勤したりしていた飲食店で金庫の金抜いた犯人扱いされたときは怒・憎・哀のパトスを一気に3つGETしたこともあります。


嫌なパトスばっかりやな!

喜びのパトスをGETするためにオーデションライブで2位以内に入ることにしゃかりきコロンブスして周りのラブリーチャーミーな敵役達に負けないようにしなくちゃ!



これで使い方あってんのか?
また分からんからほったらかそ。

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