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Bコミ氏の書籍「朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術」レビュー

Bコミこと「坂本慎太郎」さんの新刊『朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術』を読んでみました。普段、銘柄を購入する時に何気なく見ている板ですが、板読みという視点のトレードがどういったものか?を勉強してみたく、この本を購入していみました。

実際、板読みの基本から、板読み投資にあった銘柄の選び方など面白く興味深い視点・方法が書かれており、以下、簡単にレビューしてみます。

私自身、Bコミさんの「マクロ分析と銘柄研究 株の通信スクール月例講義」も定期購読しています。マクロ・ミクロ、銘柄の分析、20銘柄ポートフォリオの公開など、かなり勉強になります。

朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術

それでは、さっそく、本書籍の購入理由や感想など書いていこうと思います。

購入した理由

私自身、欲しい銘柄を購入する時は、その銘柄の板を見てなんとなく指値を決めています。指値を決める基準があるわけではなく、なんとなく経験即で値を決めています。値が飛んでいればそれにあわせたり、前日の板と比べたりしています。

これまで、なんとなく気にしていた板ですが、今回、著名投資家のBコミさんが板読みに関する書籍を出版したとのことだったので、板読み投資で成功をおさめている方のノウハウを吸収してみたく、本書籍を購入しました。

目次・流れ・概要

本書籍の流れ(目次)ですが、以下のようになっています。最初の章では、著者のこれまでの経歴・投資歴が紹介されています。ディーラーやファンドマネージャーの実態が知れて、個人的になかなか面白い章でした。

年収1億円ディーラーの投資術
板読み投資の基本の基本
板読み投資の基本テクニック
銘柄選びの基本テクニック
板読み投資の実践テクニック
最後はメンタル――「テクニック」よりも大切なこと

2章以降では、実際の板読み投資の方法について記述されています。なぜ、板読みが重要か?から基本的な板の見方などの初歩的な内容から書かれているので、初心者の方でも十分理解できると思います。

感想

個人的に、最も参考になったのは銘柄選びの部分でした。なるほど!という銘柄選択法(TOPIXや日経平均株価などの大型銘柄が良いのか?避けた方が良いのか?など)でした。また、板読みのやり方やアルゴリズムについては、自分でこれまでなんとなく感じいたことを確認・再構築できました。

これまで、なんとなく自分の経験と勘で勝っているも、体系的に経験と理論をまとめることができるので、中級者の方にも良いのかな?と思ったりしました。

あとは、やはり実践が重要で、本の中にも書かれているように、どんどん場数を踏んで理論と実践を重ねる重要性がわかりました。ちなみに、練習や実践方法も著書には書かれています。

最後になりますが、1章の著者のこれまでの経験は中々読んでいて面白かったです。ディーラーやファンドマネージャーの裏話や経験談は、普段ほとんど聞けないので、仕事が垣間みれて面白かったです。

最近は、Bコミさんだけでなく、DUKEさんやv-com2さんなども著書で惜しみなくノウハウを伝えてくださっており、個人投資家には本当に良い時代となりましたね。著者の皆様に感謝ですね!

板読み投資をお得に行う方法は?

板読み投資は、株式を何度も売買するので、売買手数料の安い証券会社で行うのが良いでしょう。実践や反復で上達していくため、手数料をなるべく安く抑えて売買を行いものです。

また、板読み投資では、同じ銘柄を1日に何度も売買するので、現物口座ではなく信用取引口座で取引を行うのが良いと思われます。そこで、手数料の安いネット証券の信用取引口座の売買手数料を、以下にまとめます。

結論から言うと、SMBC日興証券が最も手数料が安くオススメです。なんと手数料無料で取引が出来てしまいます。その分、金利が高めですが、板読み投資は銘柄を長く保有する投資ではないので、売買手数料の安さの方が重要です。

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