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DUKE。氏「新高値ブレイク投資術」はバリュー投資家にも参考になる!

いまさらですが「DUKE。」さんの名著『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』をレビューしてみます。私が「新高値」系ではじめて読んだ書籍です。自称バリュー投資家の私ですが、企業分析や資産管理、エントリーの仕方など、かなり参考になる部分がありましたので、以下、簡単にレビューしてみたいと思います。

新高値ブレイク投資術

それでは、さっそく、本書籍の購入理由や感想など書いていこうと思います。

私が購入した理由

私の投資戦略は、基本的にバリュー投資と言われる手法です。企業業績が好調なのに割安に評価されている典型的なバリュー株から、株主優待の内容に対して、あまり評価されてない優待バリュー株などが投資対象です。

そのため、これまでは「新高値」系の投資方法の書籍は読んでいませんでした。しかし、新たな発見があるかもしれない。企業分析などで取り入れられる側面があるかもしれないということで、購入してみました。

目次

まずは、目次から見ていきます

サラリーマン投資家でも資産1億円
株は新高値で買え!
ビックチェンジを探せ!
ここを抑えておけば勝率が上がる!
私の買い方、売り方教えます!
どんな相場でも勝つ投資、負けない投資

このような構成の書籍となっています。第1章では、DUKE。さんのこれまでの戦歴が語られています。成功体験はもちろんのこと、失敗体験も語られており、個人的には失敗談から得ることが多かったように思います。余談ですが、バフェットや参謀のマンガーも失敗体験を学ぶことの重要性を説いています。失敗方法が分かっていれば、それを避けて生きれば良いので。。

2章以降、本格的に投資方法の解説が理論・実践といった感じで解説されています。新高値で買うことがなぜ良いか?どのような新高値銘柄が良いか?またリスクの取り方・エントリーの仕方など、懇切丁寧な実践編は、かなり参考になりました。

感想

v-com2氏の「昇格期待の優待バリュー株で1億稼ぐ!」を読んだ時も感じたことですが、実際に成功をおさめている投資家の成功談・失敗談、そしてなにより、成功をおさめている投資方法の実践を、ここまで丁寧に教えてくてる本は、本当に貴重です。

本書籍でも、新高値の実践編がかなり参考になります。これは、新高値法をやる人だけでは、個人投資家全員が参考にできると思われます。本中で登場したボックス理論やエントリー方法は、私自身は、買い増したい銘柄のタイミングなどを見極めるのに非常に有効だと思いました。

他にも、企業分析のポイントなども、自身の企業分析に参考になると思います。

こんな人にオススメかも!?

私自身、完全に「新高値投資を勘違いしてたなぁ。」とこの本を読んで気づきました。新高値をブレイクしてさらに、上昇を続ける銘柄は、ファンダメンタルズ的の後押しが必ずあり、その分析は全ての投資手法に生きると思います。

そのため、会社の急成長にいち早く気づき、今後伸びて行きそうな企業を選ぶ方法を学びたい方に有効だと思われます(おそらく、ほとんどの個人投資家に有効)。

また、銘柄の購入タイミングなどに悩んでいる方は、参考になると思います。実際、私もこの本を読むまでは、保有銘柄の買い増しタイミングがいまいちわからず、基本的なルールも定まっていませんでしたが、本書籍を読んで、自分尾の中でルールが明確になってきました。

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