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「東京メイド博覧会」サークル参加しました。

10/9(月・祝)に開催された同人イベント「東京メイド博覧会」に「JAM FanBook制作委員会」としてサークル参加しました。

このサークルの名義では、秋葉原のメイド喫茶「JAMアキハバラ」の客仲間による合同誌「JAM AKIHABARA FanBook」を毎年冬コミ合わせで制作しています。毎回十数人程度の方々からご寄稿を頂いており、2010年に初版を発行して以来、2022年末発行号で13号目となります。我ながらよく続いているものだと驚きます。
この「JAM AKIHABARA FanBook」ですが、当初の志としては「コミケで頒布することでJAMのことを知ってもらい、お客さんを増やしたい」という意図があったのですが、そもそも「JAMを知らない人はあまり買わない」という結果であり、その後は「内輪受け」の傾向が強くなっていたという実情があります。私の感触としては、「同業他店の関係者・オーナー等からのウケが良い」という傾向はあったかなと感じています。

「東京メイド博覧会」に「JAM FanBook制作委員会」としてサークル参加をするにあたり、当日に向けた新刊を作ろうということになり、企画の趣旨として「今までJAMをご存じない方に向けた初心者向けガイドブック」としました。とは言ったものの、読者目線で考えれば、いくら同人誌で紹介されているとは言え全く知らない店に行ってみようと重い腰を上げるのは難しいかなと思い、思い切って割引券を添付、それも100円割引券とかではなく500円割引券を付け、同人誌の頒価が500円なので割引券を使えば実質無料になるという方向で、考え始めました。
割引券の添付・提供をいただいたJAMアキハバラ オーナーの濱田さまに感謝申し上げます。

内容に関しては友人達数人と考えて項目を決め、形にしました。いろいろと欲張ったアイディアもあったのですが、取捨選択して、知らない方に興味を持っていただき、「行ってみたい」という気になるであろう方向性を目指しました。内容やデザインも含め、「わかりやすさ」をかなり重要視しました。書名も「JAMアキハバラのご紹介(非公式)」という、何のひねりも無いタイトルとしました。
一方で、店の使い方については、私達が活用している「常連同士のたむろ場」としての使い方など、内輪向けの要素はなるべく排しました。
表紙デザインに関してもいくつかアイディアはあったのですが、「わかりやすさ」から、店の外にメイドさんが立って迎えているという絵面にしました。背景の写真とパースを合わせなければならない事や、制服のディティールを或る程度正確にしたかったと等の理由から、友人知人等に頼んだりはせず、やや無謀ですが自分で描きました。

当日の反応としては、割引券を付けた事について「客が店を紹介する同人誌にそこまでやるか?」という驚きの反応が多かったという印象です。JAMの常連さんで買われた方も少なくなく、普段から話している常連仲間のほか、JAMでよくお見掛けするにも関わらずこれまで話した事が無かった方にも買っていただけました。そういう意味では良い機会になりました。添付した「割引券」については「記念に取っておきたい」という意見が多く、使用率は意外に低いかもしれません…
JAMをご存じない方にも多少はお買い上げいただけたのではないかなと思われます。また、「昔行ったことがある」という方も結構いました。いずれにしても、本誌を機にJAMに足を運んで下さる方がどのくらい居られるかは、今のところは未知数です。

「東京メイド博覧会」全般の感想としては、自分自身買う側としては主に友人知人の本を買い、それなりにお金を使ったなぁと。周囲の人達でも「手持ちが足りなくなった」という話を結構伺いました。
イベント会場はとにかく視界がメイドさんだらけでただただすごいです。大半がロング丈で、デザインはイギリス風の白黒が多数派ですが、茶色や水色や花柄など、個性的な色や柄のメイド服も見受けられました。会場全体の「色」の雰囲気としては黒とか茶色とかが多く、それだけに自スペースの「緑」というのはちょっと目立てたかもしれません。
私自身は女性の脚が好きなので、脚が見えるミニ丈の所謂フレンチメイド服ないしは日本のメイド喫茶風のジャパニーズメイド服(ニーハイ絶対領域+ガーターベルトが望ましい)が好きなのですが、極めて少数派でした… やはりメイドさんと言えばロングなのでしょーか。

とにかく、今回もまたすごいイベントでとても楽しかったので、次回来年10月もサークル参加したいと考えております。

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