お昼ご飯をじ〜っと見るというのに似た体験しました。見るだけの時もありましたが、必ず文句言われました。ほぼいちゃもんです。
夫も結婚してお弁当を持参するようになってから少しの間言われてまして、「そんな人いるんだねー、迷惑だよね」と話していたのです。
今回は私の百貨店で勤めていた時の話。

どの職場や集団の環境でもあるかと思いますが、自分より目下と認定したらバカにするとかいちゃもんをつけるとか、へんな過干渉な人がたまーにいます。
私はそういう人と関わる機会多かったなと思い出し。

ある日社員食堂でサンマ定食を食べていたら

「んま！頭と骨しか残ってないのね！貧乏性じゃないの？！」

大声で言われました。 最初のインパクトは「んま！」だったので、「ざあます」以外で生で漫画に出てくるハイソな奥様なセリフを聞いたのは2度目で吹き出しそうになった。

閑話休題。
え？私の食べ方おかしいか？
魚は綺麗に食べろと教えられたのでそうしていた。「内蔵食べるなんて！」と言われたが、大根おろしと醤油を垂らして混ぜて食べるとお酒のアテっぽくなって好きなのだ。
この苦味渋味が旨味だと知るのも大人だと教えてもらっていたので、ついその人(当時50代前半くらい)に「○○さんって意外とお子様口なんですね！」と言ったら、それが気に入らなかったらしくそこから嫌味や諸々のことが始まった。

いや、気持ち悪かったよ。毎日チェックされるんだもの、お昼ご飯。

社食が続いたら
「贅沢ばっかりね」
「ご飯作ったことがないんじゃないの？」

弁当持ってきたら
**「あらー、今日は金欠？w」
「貧相な中身ね、味付けも無茶苦茶じゃないの？」 **

一つ一つは大した事ないのだけど、いちいち反論するのも馬鹿らしいと思ってた。積もり積もると気持ちが悪いのです。どんだけ突っ込みたい衝動に駆られたか知れません。仕事とその他諸々のストレスでちょろっと脱毛して太っちゃった時も、ことあるごとに

「だからデブはw」

と常に上から目線でした。これ当時はこんなもんだと思ってだのですが相当きつかったのか、転職して数ヶ月したらハゲも太ってたのも治った。

他の同僚と喋っていたら仕事の話でも「うるさい」「邪魔」黙っていたら「ネクラ・キモい」
もうね、全部いちゃもんです。 仕事関係なくない？ってかお前は何しに来てるんだw

ある日久しぶりに煮魚定食食べてたらまた文句言ってきたので今までの事も溜まっていたのでプツンとキレた。

「おい、お前どんだけ私のこと気になっとんねん！好きなんか？ストーカーか？キモいわ！」

と言ったら、顔がみるみるうちに真っ赤になった。周りの人の注目も集めた。社食なので。

「人がどんな食べ方しようが放っといてくれ、それでも放っておかれへんねやったらな、言わしてもらうわ！」

「お前その年になってどんだけ行儀悪いねん、クチャラーやし、食べながら喋るから食べ物飛んで汚いし、刺し箸するし、舐り箸するし魚の食べ方だけでなく他の食べ方も汚いし、汚いのその口と性格だけで勘弁してくれ！食べ方に口出しされたくなかったらあんたも私に口出しするな！」

…人間怒りとなんとも言えない感情がごちゃまぜに成ると真っ赤を通り越して緑と茶色が混じった色になると初めて変な色に成るってわかった。その人は文字通り緑と茶色のくすんだ土色になって
「ちょ…」「なっ…」とか言ってたけどそこから酷い口調は無くなりました。

その場を見ていた上司に後で「へなちょこさん、言い過ぎ」と注意受けましたが、「へなちょこ がスルーしてたから気にしてへんと思ってた。前から口出しするの気になってたし、こちらからも注意するわ」となりました。

…ここまで言うのに半年かかりました。
もう辞めてもいいと思ってたから。
恥をかかされた！と他の人にわめいていたけれど、他人に恥かかすのはええのんかい？
どうでもいいですけどね。

それからガン無視されてましたが転職決まってたので快適。もっと早く言っておけばよかった。それまではその人(パート)を年上だと思って丁寧に接してきましたが、こちらは社員なので仕事でも突き放すようにしてお互い辞めるまでスッパリ仕事以外で話しませんでした。

今その人70近いお年だと思うんですが、今でもレーズンを「鼻クソ」と言ってるのだろうか？
レーズンパン食べてたらずっと隣で鼻クソ連呼されて子供か？と思いました。

そんなことがありましたので、無視されるならされたで快適と思った方がいいです。

次は夫の話で。
#人の徒然