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有線LAN環境改善をするの巻 後半

 後半です。(前半はこちらから)

 原因の仮定ができたので、早速モジュラージャックを確認しました。仮定通り上手く溝に嵌ってなく、コードの余りも切っていない始末。そりゃ速度もPINGも悪くなる訳です。

 コードをジャックから外して、導線作業を進めます。ここで冷静に考えて、元々CD管の中で繋がっていたCat6のLANケーブルを導線ワイヤー代わりにすれば苦労はしなかったんだろうなと思います。

 テクノくんここで「邪魔だから」とそのケーブルをCD管から全て引き抜いてしまったのです…。実はこれは2回目で最初に入れたときも導線の鉄線が引かれていたのに全て引っこ抜きました。導線が入っていたら儲けたと思いましょう。学べよテクノ…。

 さあCD管の中には何もないので、Cat6AのLANケーブルを通していきます。しかし、ここでトラブル発生。

「CD管にLANケーブルのコネクタが引っかかって入らない!!」

 想定よりコネクタが大きく、CD管に入らなかったのです。想定ではLANケーブルをそのまま通してリビングに通した時に中継コネクタを噛ませて完成としたかったのですが、それができない。「ああ、またモジュラージャックを作らないとダメなのか」と不安が増えました。

 仕方がないので、リビングの方のLANコネクタを切断し通すことにしました。ここで2つ目のトラブル。

「通すケーブルが柔らかすぎて途中で止まる!」

 前回通したケーブルはある程度の固さがあったのでCD管へ押すように入れれば通ったのですが、今回は柔らかい素材のケーブルなので押しても途中でCD管のカーブに引っかかって閊えてしまいました。

 少し考えた後、前回使ったケーブルを導線代わりにして通しました。この時に導線代わりのケーブルと実際に通すケーブルを連結するにビニールタイを使いました。これが上手くいって、途中で止まって引っ張ってもすっぽ抜けることなく無事に自部屋からリビングにLANケーブルを通すことができました。

 下のサイトをよく見ながらちゃんとした手順でモジュラージャックを作れば、導線は完了です。

「パナソニックCat5e/Cat6モジュラージャック/ローゼットの取付け方」
https://lan-cables.com/pa56ro.html

 その後、Fastで速度やPINGの計測。

 中継導線は成功だ!!!!!

 計4時間くらい四苦八苦しましたが、無事に通せて本当にホッとしました。日中はこの速度ですが、夜になると急激に遅くなるのでプロバイダの変更をしていく予定です。

【まとめ】
・CD管に導線が入っていたら抜かずに使え!
・シリコンスプレーを使うとスルスルと入るぞ!
・モジュラージャックはちゃんと解説サイトを見ながら作れ!
・必要なら導線ワイヤー使うといいぞ!

 以上になります。いやー中継もなんとかできたし、速度なども改善できて良かったです。後はプロバイダが当たりであることを祈ります。

 ありがとうございました。

【おまけ】

 実は導線ワイヤーを予め買ったのですが、それが届く前に中継作業が終わったので、ただの置物と化しました。これ他の使い方ないだろ…。

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