フワフワ人生を送る自分を鍛え直すとき

「自分がこの仕事をしている意義が見出せない」とか「社会的に意味がある、価値のある仕事したい」みたいな考え方、あんまりピンときてなくて。

問題意識とか目的意識は、ないよりあるほうがいいんだろうけど、あんまりそいういうイメージって自分の中にはない。

まぁフラフラとその日暮らしのような人生を送ってきたせいかな。誰かに求められればやるし、それが楽しければオッケーだし、絶対やりたい仕事なんて別にない、みたいな考え方でずっと生きてきました。

ところがですね、わたしもうすぐ35歳になるんですが、よくよく考えるとだいたい人生折り返し地点で。
それって冷静になると、おどろくべき事実なわけ。

あれやりたいとか、こんな大人になりたいとか、少なからずもっていた夢や理想がどれだけ実現できたか数えると、当然「やべぇ、オレなんにもやってねー」って気持ちになる。

自分はどうなるべきで、なにがしたくて、どう生きたいのかっていうことについて、いよいよ本気出して考えないといけないのかなと思い始めて。

オレはどんな編集者になりたいんだ? とか、いつまで本を編集してんだ? とか、誰のためにコンテンツ作ってるんだ? とかとか…を、たいした切迫感もなくボンヤリ考えていた昨年末、(元)ナタリーの卓也さんに急に呼ばれまして、新しい案件に関わることになりました。

以下、さっきFacebookに書いたやつのコピペなんですが。

3年に一度のあいちトリエンナーレ、今回からはじまる音楽プログラムは大山卓也さんがキュレーターを務めていまして、その下でコーディネーターとしてお手伝いしています。
自分になにができるかなとか、コーディネーターってなにが仕事なんだ?とかいろいろ模索してますが、少しでもいろんな人の役に立てたらいいなと思ってます。
最初に就職した会社をやめて、ナタリーの面接を受けたのが(そして落ちたのが)たぶん10年くらい前になると思うので(うろおぼえ)、津田さんが総監督のトリエンナーレで、卓也さんに呼んでもらって関わることになったのはひっじょうに感慨深いです。がんばらねば。
ということで第一弾アーティストとしてサカナクションが発表されました。

こいつは楽しい話をいただいたな、と思った反面、いまけっこうビビってます。
親しい人は知ってるけど、私はナタリーに落ちた恨みから(というと言葉が強いけど)、数年後に卓也さんにインタビューを申し込んだりとか、そこでいろいろ感化されたりとか、とにかくまぁいろんな思いがあるわけです。尊敬であり、畏怖でもあります。

それがめぐりめぐってまた数年後、卓也さんに呼んでもらうなんてことはぜんっぜん想像していなかったし、これは必死にやらなきゃと思う反面、オレでいいんすか? って思いも当然めちゃくちゃある。

でもせっかく声をかけてもらったし、もしかしたらこれがいいきっかけになるかもっていう予感があるんですよね。
自分が働きやすく整えた環境を飛び出して、不勉強なままフワフワ人生を送る自分を鍛え直すのには、いいチャンスだなって。

問題意識とか目的意識が芽生えるかどうかは別にして、ちゃんと自分の仕事と、生き方と、真摯に向き合ってみようかなと、(うっすらと、まだあまり根を詰める感じではなく)考えています。


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田島太陽

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