今年の夏は英語の勉強をするつもりだったのを昨日思い出してようやく始めました。ちなみにIngressは先週めでたくレベル９になりました！＞＜　今回はそのIngressとも関係があると、思われる新コンテンツ「エンドゲーム（ENDGAME）」の紹介です。

エンドゲームとはなにか？

　それは恐らくは新しいコンテンツプロジェクトのことである。そしてそれは恐らくIngressとなにかしらの関係を持つ物である。

　「恐らく」が２回も出ていますが、「エンドゲーム」についてはその多くが今なお謎に包まれていて、全容は誰も知らないのです。

書籍「エンドゲーム・コーリング」

　まず２０１４年１０月７日、全世界で「ENDGAME - THE CALLING エンドゲーム・コーリング」という書籍が発売されます。日本では学研からの刊行になります。４００ページ近い大著とのこと。

学研よみものウェブ ほんちゅ！｜トピックス｜END GAME THE CALLING|特設ページ
http://honchu.jp/topics/ENDGAME/

　１２の氏族が生き残りを賭けた「ENDGAME」をめぐり、各氏族を代表する１２人の若者が戦う話……だと思われます。著者のジェイムズ・フレイは全米３００万部を売り上げた「A Million Little Pieces(邦題:こなごなに壊れて)」の著者として有名とのこと。この「エンドゲーム・コーリング」も初版１００万部なのだとか！

　ポイントは、この本自体、そして「エンドゲーム」プロジェクト全体が、世界規模の謎解きゲームになっているという点です。本文には幾つもの謎が仕込まれ（ると思われ）、その謎がリアル世界やネットと連動（すると思われ）、全世界の読者、というかプレイヤーたちによって、巨大な物語が描かれる（と思われる）。それが「エンドゲーム」です。

　サイトのあらすじのような文章にも、所々意味ありげな数字が付与されていたり、意味不明な数字の羅列が並んでいるなど、「ゲーム」は既に始まっている印象すらあります。１２人の登場人物については随分前からtwitterのアカウントがあって、色々発言しているようですね。これらもきっとヒントになるのでしょう（唯一の日本人女の子の日本語テキストがとても残念な感じなのですが、あれはわざとなのかな……？）

ゲーム「エンドゲーム：ＸＸＸ（現時点では不明）」

　さて、この「エンドゲーム」プロジェクトはオンラインゲームと同時進行する事が明らかになっているのですが、このオンラインゲームを運営するのが、「イングレス」の開発元である米グーグルのＮｉａｎｔｉｃ　Ｌａｂｓ．なのです。というか、どうもジェイムズ・フレイの方から「エンドゲーム」の企画をＮｉａｎｔｉｃ　Ｌａｂｓ．に持ち込んだようですね。

　上記サイトにある通り、「エンドゲーム」のオンラインゲームは「「イングレス」のシステムを利用したゲームも同時期に連動展開」とのこと。これがイングレス内で「エンドゲーム」が展開されるという事なのか、イングレスのデータを利用した別アプリをリリースするという事なのかは不明ですが、２つが密接に結びつくのは確かなようです。

映画「エンドゲーム：×××（現時点では不明）」

　さらに、２０１６年には２０世紀フォックス製作による映画も公開予定。こちらのブログを見る限りでは、既に３部作が決定しているようですね。という事は書籍の方も３部作？

ジェームズ・フレイの新作YA向けSF３部作「Endgame」映画化へ（via Librarian Nightbird）
http://ameblo.jp/librarian-nightbird/entry-11751394957.html

ENDGAME IS COMING

　ゲームの開幕が待ちきれない人達の為にちょっとした遊びが提供されています。

ENDGAME IS COMING
http://endgameiscoming.com/

　こちらのサイトにアクセスすると（Facebookアカウントが必要）、あなたの名前や年齢が分析され、１２氏族のどこに所属するのかを判断します。更に「生存確率」が算出され「エンドゲーム」ナイズされたアイコン画像を獲得できます。

　土屋のはこれ。７７％は高いのか低いのか？

　また、どうやらハッシュタグ「#EndgameIsComing」を付与したツイートが増えると、それに応じた新情報が獲得出来るようです。果たして発売前にゲージは一杯になるのでしょうか？　以下から確認して下さい。

http://endgameiscoming.com/event/

　そんなわけで、広がり続ける（筈の）「エンドゲーム」プロジェクト第１弾「エンドゲーム：コーリング」は１０月７日、あと２週間で発売開始です。書籍版と電子書籍版も同時発売の模様。「世界規模の脱出ゲーム」に興味がある方は、今からチェックしておくのはいかがでしょうか！

書籍へのAmazonリンク

ENDGAME ‐ THE CALLING エンドゲーム・コーリング