こんにちは。conoteの梅澤です。2018年もそろそろ終わりを迎えようとしていますが、2018年を振り返るために姫路から岡山まで90㎞走ってきました。

この企画には2つの目的があります。1つ目は、以前のnote「それでも僕は走り続ける」のなかで”走ることで思考を整理できる”ということを書いたので、2018年の振り返りに没頭するために走りながら振り返るということ。2つ目は、長距離を走るためのトレーニングとして90㎞走をやってみたい（長距離走れる自信をつけたい）ということです。
お察しの通り、あまりちゃんと考えた企画ではないんですが、とりあえず以下のようなコースを黙々と走り、約22㎞で3か月間を振り返っていくことにしました。

2018年1月～3月の振り返り（０～22㎞）：表す言葉「支える」

朝の5時18分に家を出て、まだ真っ暗な中走り始めました。寒空のなか、流れ星をいくつか見ることができました。
さて、今年の1月から3月には大きな出来事がいくつかありましたが、一番大きな出来事は結婚です。準備も含め、いろいろと奥さんに助けられながらなんとか無事に結婚式を迎えられたのですが、これまでお世話になった方々を目の前にすると本当に感謝しかなく、これまで自分がどれほど多くの人に支えていただいていたのかを改めて実感する機会になりました。以前のnoteでも触れましたがこれまでTake中心の価値観だった自分に気づかされた出来事でもありました。これからは、少しでもGiveができるといいなと思いながら走っていました。

2018年4月～6月の振り返り（23～44㎞）：表す言葉「極める」

日も昇り、気温も上がってきました。途中峠越えもありましたが、下りが見えたときはやっぱりうれしいですね。
さて、4月から6月は、仕事の関係で、暗号資産（仮想通貨）業界の最前線にいる刺激的な方々とお会いする機会が多く一段と議論を深めていけた時期でした。選ぶ時代から創る時代に変化していくという感覚を身をもって感じることができました。　

2018年7月～9月の振り返り（45～66㎞）：表す言葉「決める」

フルマラソンの距離を超え、ここからしんどくなってきます。でも、一歩ずつ前に進んでいくと、ようやく標識に岡山の文字が！これまで60㎞は走ったことがありますがここから先は未知の領域です。
さて、この時期はいろいろと大きな決断をした時期でした。お世話になったベンチャーを退職し、山田さんと平澤さんとでconoteを立ち上げました。辞めるということも、立ち上げるということもしっかりと話し合いながら決めていきました。そこからもう5か月ほどたつわけですが、この経験を糧にして、より大きく楽しい未来をつくっていきたいな、と考えながら60㎞までやってきました。

2018年10月～12月の振り返り（67～92㎞）：表す言葉「つくる」

70㎞過ぎたあたりから徐々に歩く距離が長くなります。日も沈み、走らないと寒く、水分を取ると体が冷えて体力も消耗します。途中、何度か励ましのメッセージをいただきましたが、不思議なもので励まされると走れるんですよね。ほんとに感謝です。
さて、この3か月はconoteを立ち上げてゼロからのスタートでした。取引先はおろか営業する先から探さないといけない。そして自分たちのサービスも作っていかなければいけない。当然、チーム、会社としての機能も作っていかなければならないという状況。この3か月は山田さんと平澤さんのお二人に助けてもらってばかりでした。現在も、常に最善を探し試行錯誤していますがこの状況にいられることはほんとに貴重ですね。これからもさらにパワーアップして楽しい会社になっていくよう僕もできる限りのことをしていきます。

姫路→岡山　92.2㎞を走り切って思うこと

14時間30分走るというのは贅沢な時間
1年を振り返るのに14時間かける人ってそんなにいないと思います。今回それをやってみて、とても贅沢な時間だなと感じました。一つ一つの出来事を思い出し、その時の感情や判断を振り返り、整理する作業はとても贅沢ですよね。

自分が歩いた道は記憶に残る
当然のことではあるんですが、車や電車だと印象が薄くても、自分の足で歩いた、走った道はとても印象に残ります。あのカーブ、あの坂、道路横の家や畑、山や空の色、一つ一つが記憶に残ります。これは自分の人生においても同じことが言えると思っていて、自らが経験したことしか記憶には残らない。だから、自分の人生を面白くするためには、未知のことを恐れずに経験を増やしていきたいな、と改めて感じました。

体と心はほんとに大事
ランの途中、おなかが減れば全然力がわかないし、ネガティブな感情だと足が前に進まない。60㎞地点に来て、残り30㎞と分かった瞬間に急にポジティブになって足が前に進みだす。無理をすれば一時的にパフォーマンスがあがるかもしれないけれど、そのあとにつけが回ってくる。健康な体と心があってこそ、最大限のパフォーマンスが出せる訳でそれを損なう行為は極力避けていきたい。

最後に・・・
この企画に興味をもってくださったり、励ましのメッセージをくれた皆さん、本当にありがとうございました！おかげでほんとに足が動きました。
またいつか、走ってみた企画できればいいなーと思ってます！


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