"事"より"姿"を追う

やりたい事がない、何がやりたいかわからない。そんな人は少なくない。

やりたいことがあるからする、何がやりたいかわかっている。そんな人の方が実は少ないのではないのだろうか。

ただ、ぼんやりと曖昧にでも”なりたい自分”は気づいていないだけで、どこかにあるはず。

まずは目の前にあること、やれること、やるべきこと、やらなければならないことを一生懸命やってみる。

大事なことは大抵が面倒なことだと覚悟したりもする。

すると、そこで初めて物事や人に対して情熱が生まれたり、「あ、自分はこれじゃない。あれがやりたいんだ!」と気づきを得ることもある。

僕の原点は小学生の頃の空手道場。元々武道や格闘技といった類は苦手で好きではなかった。けど変われないままの毎日がしんどいから藁にもすがる思いでやり始めた。

でもやっぱり人並以上に弱く試合に出ても負け続けたり、年下の後輩にやられたり散々だった。

つまらない、苦しい、しんどい。。

このまま続けても何か良い事なんてあるのだろうか。。

それでも嫌々と淡々と続けているうちに徐々に勝てるようになってきて自信がついてきて楽しくなってきた。

楽しくなってくるともっと練習したり工夫もし始める。

するともっと勝てるようになってくる。

と、いうスパイラル。

そして、いつしかこの道が”やりたい事”になっていた。

1つのやりたい”事”を無理に探すより、ありたい”姿”を意識して色々と手を出したりしてみた方が難易度低い。ありたい姿になるためにやる事はいくつあっても良い。

さあ今日も頑張ろう。

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