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【読書感想①】40歳の壁をスルッと越える人生戦略 尾石 晴 著

著者は、外資系メーカーで管理職として勤務をしながら、ワンオペ育児をこなしていた尾石晴さん。
子育てや夫婦関係に潜む「40歳の壁」を乗り越えるための考え方を教えてくれる本です。
私が、現在36歳であり「40歳の壁」に事前に対応できればより良い人生が設計できると思い購入。
本書では、40歳前後で多くの人が「子育ての壁」と「夫婦関係の壁」ぶつかる。
これも「40歳の壁」に潜む要素なのだが、要はこれらにより自分で采配できる時間が減り、「お金」、「人とのつながり」、「健康」などのバランスが取りにくくなる。
そこで、自分の「人生にとっての幸せの要素」を導き出しより良い人生を創ろうといった内容。
後半は、「自分業」といって副業等で自分が何を報酬として得たいか、例えばサラリーマンをしている方であれば「金銭的報酬」は補われており、喜びや楽しさを得る「精神的報酬」等、その他の報酬に目を向けることができると本書には書かれている。
「自分業」は、必ずしも大きく稼げるビジネスモデルである必要はなく、誰しもが「自分業」の種となるものを持っており、それは自分が一番お金と時間を費やしてきたもの。
この一番お金と時間を費やしてきたものを自己理解しアウトプットすることで「自分業」は磨かれ収益を生んでくれるようになる。
私も、定年後のライフプランやもしかすると早期リタイアするといった際に自分自信の力で価値を生み出せる人間になりたいと思っており、「自分業」の説明は大変参考になった。
私は男性であるがいい内容であった。
妻にもおすすめしようと思う。

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