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久しぶりに会った〇〇と再婚することになりました .14


さくら:パパ〜!


〇:ん〜どうした?

さくら:パパおゆうぎかいくるんだよね!

〇:行くよ〜

さくら:ちゃんとさくのことみててよね!

〇:おう。ちゃんと見とくからしっかり踊ったりしなよ?

さくら:わかった!

美月:まさかお遊戯会のために休みとるとはね〜

〇:まぁ有給溜まってるしな。さくらのダンスみたいし

美月:でも中々お遊戯会のために休む日といないと思うよ?

〇:それは男が産休とか取れない時代の話だろ

美月:そうなのかな..?

〇:絶対会場にお父さん達いると思うよ

美月:男1人だったとしても知らないからね?笑

〇:わかったよ..笑





そうしてスーツでお遊戯会に行こうとすると美月から笑われたためある程度緩めの服を着てさくらに会いに行くことに



〇:これほんとに大丈夫?

美月:逆にスーツでくるおバカさんなんていないよ


〇:そうなのか....

美月:式じゃないからね

〇:まぁそうか



そうして園の敷地内を歩いていると


?:美月〜!

美月:あ、与田じゃん!

与田:これはこれはお忙しそうな美月さん

美月:何その言い方..笑

与田:だってこの前なんて美月じゃなくて〇〇がお迎え来てたじゃーん

美月:え?なんで知ってるの!?

与田:迎えに来るタイミングが一緒だったからね

美月:へ〜

与田:ついでに遥香の面倒みてくれてさ

美月:あ、それは〇〇から聞いた

〇:あの日結局美月に会えてないんだよな

美月:帰って一緒に晩酌しようとしたら寝てたんだもん

〇:あぁ...そういえばあの日さくらと一緒に寝たっけかな

美月:一応あの日仕事もしてるんだし疲れてたんでしょ

〇:一応っていうな!ちゃんと仕事してるわ!

美月:ごめんごめん..笑

与田:もうそろそろ始まるってよ!



こうして開演直前まで話は盛り上がり....



ー開演ー


『助けていただいたお礼に竜宮城へお連れします』

「おらをりゅうぐうじょーへ連れてってくれ〜」

『わかりました』



〇:(へ〜浦島太郎か....さくらどこで出てくるんだろ?

美月:(〇〇正座でみてるし..笑



そして竜宮城に着きお目当てのさくらが出てくる


さくら:うらしまさん。わたくしどものカメをおたすけくださいましてありがとう



〇:(お!さくらが乙姫役か!


「いぃいやぁ、おらはあたりまえのことをしただけで...」

さくら:さ、うらしまさん。かんぱいいたしましょ

「あ、ありがとう」



〇:(くっ..俺のさくらなのに....

美月:(なんか〇〇の顔怖くなってない?




それから遥香ちゃんが出てくるのを待っていると浦島太郎は地上へと行ってしまい


遥香:どうしたね?

「あ、あの!この、このへんにうらしまたろうといういえをしらんかね」

遥香:うらしま....うらしま....そうそう...あぁ!あそこにおおむかしにうらしまといういえがあったとわたしのおばあちゃんにきいたなぁ

「おばあちゃん!?」

遥香:そう。おばあちゃんもそのおばあちゃんにきいたそうじゃよ

遥香:やからあれこれ300ねんまえにあったというわけじゃ

「300ねん....!?」



そして皆さんご存知の通り浦島太郎は歳をとった



〇:なかなかちゃんとした浦島太郎だったな

美月:さくらが出てたとこで〇〇怖い顔してなかった?笑

〇:だってあの浦島役オレのさくらと乾杯したじゃん

美月:重めの彼女みたいになってるって..笑

〇:そ、そうか...

与田:次はダンスあるみたいだよ

〇:お、それは楽しみだ!





それから男の子がジャニーズなどの曲を踊り

ついにさくら達がでてくる



『裸足にな〜てどぉーする〜はなし♪』

『そのままどこかえ歩いて〜行くの♪』



〇:(やべぇめっちゃ可愛い

美月:(さくらもだけど〇〇もるんるんじゃん..笑

与田:(遥香ってダンス上手いんだ...!




それから園歌を唄い閉演した



〇:浦島太郎もダンスも最高すぎるわ

美月:〇〇....

〇:ん?

美月:完全に親バカがでてるよ

〇:あっ....抑えます...

与田:でも浦島太郎の物語もしっかりセリフ言えてたね

美月:遥香ちゃんなんて長ゼリフだったしね


与田:あんなに記憶力いいなんて知らなかった

美月:ダンスも遥香ちゃんはちゃんと出来てたしね

〇:さくらは途中電流走ったみたいな手の動きしてたよな..笑

美月:たしかに...笑

美月:でもそこが可愛いんだけどね

〇:それは間違いないや

与田:〇〇はほんとにさくらちゃんのこと好きだね

〇:当たり前だよ! 目の中に入れても痛くないっ

与田:はははっ。いってることはよく分かるけどこれは親バカだ..笑

美月:こんなんだから甘やかしてばっかりになるんだよ

〇:だって手元にお金とさくらのオネダリがあるからさぁ

与田:ほとんど貢ぎだね

美月:相手がさくらでよかったよ....キャバ嬢とかだったら大変なことになってたんじゃない?笑


〇:大丈夫だよ!俺そういうのは興味無い

美月:そういうとこだけ真面目だね

〇: “ だけ “ っていうなだけって!

美月:だって〇〇は甘やかしたり洗濯物の靴下を廊下に置いてたり結構ダメなとこあるじゃん

〇:あ、それに関してはすいませんでした....

与田:〇〇にもそんなとこあるんだね..笑

〇:治せないんだよねぇ....





こうして話していると帰る時間となり


さくら:パパさくのことみてたぁ..?


〇:ちゃんとみてたよ!乙姫もダンスも上手だったよ

さくら:へへへ ///  

さくら:ダンスしてるときママとパパみつけたよ

美月:へ〜じゃあ意外と緊張してなかったんだ

さくら:まちがえちゃったけどね....

〇:間違えることくらい誰でもあるよ

美月:そうそう。ぜーんぜん間違えてもいいんだよ

さくら:うん!



遥香:ママみてた?


与田:しっかり観てたよ!ながーいセリフちゃんと言えてたね

遥香:ちゃんとれんしゅうしたんだよ〜

与田:偉いえらい!さすが我が娘!


〇:美月? ((ボソッ

美月:ん?

〇:祐希も親バカじゃない?

美月:うん..笑 そんな気がしてきた

与田:なっ...祐希は親バカやないよ!

美月:大丈夫!〇〇よりかは全然マシだから

〇:俺そんなにヤバいか....



さくら:パパぁ..?

〇:ん?どうした?


甘えるような素振りをみせつつ何かをお願いするモーションに入るさくら


さくら:さくがんばったからさぁ....いっぱいアイスたべたいのぉ...


さくら:ダメぇ...?

〇:よし!好きなだけ買おう!

美月:ほら親バカ

〇:あっ....



こうして散々バカにされながら帰宅した〇〇達でした




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