朝鮮に言い掛かりをつけた南朝鮮 当局者の妄言を糾弾

祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは16日、次のような談話を発表した。
泰山鳴動して鼠(ねずみ)一匹という言葉がある。
まさに南朝鮮当局者の「光復節慶祝の辞」というものを指してそうだと言える。
島国一族から受ける蔑みをすすぐためのはっきりした対策やつぶれていく経済状況を打開するこれといった方案もなしに弁舌を振るったのだから、「むなしい慶祝の辞」「精神スローガンの羅列」という評価を受けて当然である。
一言指摘せざるを得ないのは、南朝鮮当局者が最近、北朝鮮の数回にわたる「懸念すべき行動」にもかかわらず対話の雰囲気が揺れなかっただの、北朝鮮の「挑発」一度に朝鮮半島が揺れ動いていた以前の状況とは変わっただのなどと言って「光復節」とは縁のない妄言を並べ立てたことである。
南朝鮮当局者の言う通りであるなら、自分らが対話の雰囲気を維持し、北南協力を通じた平和経済を建設し、朝鮮半島平和体制を構築するために努力しているということであるが、へそで茶を沸かすようなことである。
今のこの時刻にも南朝鮮でわれわれに反対する合同軍事演習が盛んに行われている時に対話の雰囲気だの、平和経済だの、平和体制だのという言葉を果たしてなんの体面をもって吐いているかということである。
特に、わが軍隊の主力を90日内に「壊滅」させ、大量殺りく兵器の除去と「住民生活の安定」などを骨子とする戦争シナリオを実戦に移すための合同軍事演習が猛烈に行われており、いわゆる反撃訓練なるものまで始まっている時点に公然と北南間の「対話」をうんぬんする人の思考が果たして健全なのかということが疑わしいだけである。
実に、まれな図々しい人である。
折に触れ平和を叫ぶが、米国から購入する無人機と戦闘機は農薬をまいたり、サーカス飛行をするために買い入れたと弁解するつもりか?
共和国北半部の全域を打撃するための精密誘導弾、電磁気パルス弾、多目的大型輸送艦などの開発および能力確保を目標にした「国防中期計画」はまたなんだと説明するか。
明白なのは、これら全てのものがわれわれを壊滅させるところに目的があるということである。
南朝鮮国民に向けてつぶれたメンツを立ててみようとつづった言葉だとしてもまさにそばでわれわれが聞いているのにどう責任を持とうとそのような言葉をむやみに言い散らすのかということである。
部下らが書いてくれたものをそのまま読み下す南朝鮮当局者がとても笑わせる人であることだけは間違いない。
北で猟銃の音が鳴っただけでもびっくり仰天するくせに、わざわざ依然とした姿を演出しながら北朝鮮が核でない経済と繁栄を選択できるようにすると力説する姿を見れば大変怖気づいているのが歴々としている。
歴史的な板門店宣言の履行が膠着状態に陥り、北南対話の動力が喪失されたのは全的に南朝鮮当局者の恣行の所産であり、自業自得であるだけだ。
南朝鮮当局が今回の合同軍事演習が終わった後、何の計算もなしに季節が変わるように自然と対話の局面が訪れると妄想しながら今後の朝米対話から漁夫の利を得ようと首を長くして覗いているが、そのような不実な未練はあらかじめ諦める方がよかろう。
後に見れば分かるだろうが、われわれは南朝鮮当局者らとこれ以上言うこともなく、再び対座する考えもない。
[2019-08-16]

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