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紅茶のカフェインについて

こんにちは!
今日はカフェインについて、ちょっとお話していこうかと思います。

そういえば、最近マリアージュフレールで店員さんと雑談してたのですが、
私がお試しで買った白茶のカフェインがとてつもなく強力らしく、店員さんはなかなか夜に眠れなかったそう。
最近子供を産んで夜間にも起きてないといけない私は、その効果に期待をしつつ夜に飲んでみたところ…

なぜか普通に眠くなりました。笑
カフェインに耐性でも付いちゃってるのかな?

さてさて、本題に参りましょう。


カフェインの摂取が人体に与える影響

カフェインとは、コーヒー豆をはじめ、紅茶などの茶葉類やカカオ豆、ガラナなどに含まれる天然の食品成分です。
適度なカフェインの摂取は頭が冴え、眠気を防ぐ効果があることがわかっています。これは、神経を鎮静させる物質アデノシンの働きをカフェインが阻害し、神経を興奮させているからです。
カフェインは食品添加物として厚生労働省で認められていることから、眠気覚ましを謳う清涼飲料水やサプリメントなどにも添加されています。
一方でカフェインを過剰に摂取した場合、急性作用として報告されているのは、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などです。
カフェインを長期にわたって摂取した場合の慢性的な作用として、ニュージーランド第一生産省(MPI)では次の3つの懸念を示しています。
1つ目は、肝機能が低下している人の一部で、高血圧になりやすくなるということです。2つ目は、カルシウム摂取量が日常的に少ない人の場合、骨粗鬆症になるリスクが高まるということ。
そして3つ目は、妊婦が摂取した場合、胎児の発育を阻害する恐れがあるということです。
また、米国疾病管理予防センター(CDC)では、カフェインとアルコールを同時に摂取することで、アルコールによる機能の低下をカフェインが隠してしまい、結果的にアルコールの過剰摂取に繋がるとした懸念を示しています。

カフェインが人体にもたらす影響は個人差が大きいため、カフェインの一日摂取許容量(ADI)は特に設定されていません。しかしながら、国際機関等からカフェイン摂取量に関する注意喚起が出されています。
健康な成人の場合だと、1日400mgまでというのが欧州食品安全機関(EFSA)やカナダ保健省で出されているカフェイン摂取量の目安です。
妊婦の場合だと、欧州食品安全機関(EFSA)ではカフェイン摂取目安は200mgを超えないことが望ましいとされています。

出典:厚労省・農水省・食品安全委員会

紅茶の摂取量目安

最初に解説した通り、紅茶カップ1杯あたりのカフェイン含有量は約45mgです。
各機関から出されている、健康な成人1日あたりのカフェイン摂取量の目安400mgを参考にすると、紅茶だけで1日8杯分くらいにもなります。

しかしながら、茶葉の種類、浸出条件によってカフェインの量が変わることも考えられるうえ、カフェインは他の食品からも摂取する可能性があることも想定しなければなりません。
それらのことを鑑みると、紅茶は1日3~4杯程度までにとどめておくのがベストだと言えるでしょう。


正直、一日3〜4杯以上飲んでいる私が言えることではないですが…。笑
カフェイン中毒で体を壊したくはないので、日頃からの注意が必要ですね。

ちなみに冒頭でも紹介した白茶は今は起きたときに飲んで、目覚まし代わりに使っています。

次回はミルクティーとチャイのお話をしようかな、と考え中です。
紅茶のお供によければお付き合いください。
では。

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