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周りは他県だらけ~2023年G.W.紀伊半島約1周の旅Part.5(北山村編)~

 こんにちは!旅ギナーのT.M.Yです!
 今回は、2023年のG.W.に訪れた旅のPart.5になります!

 ※part.1~4は、マガジンにまとめています!

 Part.2~4は、どちらかといえば海に近い場所でしたが、今回からは山間の町・村のお話です!5月も半ばが過ぎ、春から夏に向かう季節です!新緑まぶしいこの季節の旅の参考にして頂けますと幸いです!!

 今回の舞台は和歌山県北山村です!

1.北山村の概要

 北山村は、和歌山県の東側に位置する、人口やく400人の村でございます。
 地図で見ると、赤で囲んだ場所になります。

…ん?
他の和歌山県の市町村と接してないやん!

 そうなんです!北山村は、和歌山県でありながら和歌山県と接していない、日本で唯一、自治体(村)全体が飛び地の村となっております!
 言葉ではなんとなく「あ、そうなんや~」って思っていましたが、やっぱり実際訪れたら、不思議な感じがしましたね~!!

 この北山村が、なぜ飛び地の村になったか、北山村のHPには、以下のように記されております。

(前略)昔から良質の杉に恵まれ林業で栄え、伐採された木材の輸送は川を利用して筏によって木材集積地の新宮まで運ばれた。当時、北山村は人口の大半を筏師が占め、新宮木材業者と筏師は共存共栄、切っても切れない関係で成り立っていた。明治4年、廃藩置県が実施され、新宮が和歌山県に編入された際、地理的に言えば北山は奈良県に属するところを「新宮が和歌山県に入ったのならぜひ私たちも」との村民の意見を聞き入れ、、和歌山県に編入された。(後略)

北山村HPより

 新宮と同じ県であってほしいという強い願い…素晴らしいですね~!!
 当時この地に住まわれていた方々もそうですが、村民の意見を県や国に伝えた地元の代表の方々は、地元や新宮を心から大切にされていた方々なのかなと想像します!!

2.筏下り

 この北山村ですが、「唯一の飛び地の村」以外にも、日本で唯一の観光名所がございます。それが「筏(いかだ)下り」です!

 しかも本当に昔ながらの筏下りなんですよ~!
 丸太を組んだ筏に乗って、先述した木材輸送に使われていた川(北山川)を下っていくという観光名所となっております!

 北山村観光サイトのページに載っている写真を見ると、迫力があって楽しそうです~!!

 楽しそうです~!!…ということは、体験してへんのかい!?と思われた方、ご名答!体験できませんでした…(泣)

 この筏下りですが、2023年の営業が5月3日からだったんですが、私が北山村を訪れたのが5月2日でした…あと1日ずれていれば…
 
ただ、やはり大人気のスポットみたいで、訪れた日に案内所をのぞいたところ、「5月3日 筏下り 午前:満席 午後:満席」と案内されておりました!筏下りを体験してみたい方は、是非ご予約の上訪れてみてください!!

3.道の駅「おくとろ」

 この北山村にも「道の駅」がございます!ここを訪れるのが、北山村を訪れる最大の目的だったんですが…(笑)

 Part.3でお話した、道の駅「瀞峡街道・熊野川」からさらに川を北上し、途中で右に折れた後、北山川に沿った国道を進みます。途中奈良県に入ったり、また和歌山県に入ったり…を繰り返して辿り着く北山村。村に入り更に川に沿ってしばらく進むと、右手に見えてくるのが、道の駅「おくとろ」です!…説明もいつもより長めになっております(笑)

トップ画にも使用した道の駅「おくとろ」の看板。というか、北山村を象徴した看板にも見えます!
この道の駅は歴史があるようで、
登録証に記載の管轄省庁が「建設省」になっています!

 同じ敷地内には北山村の観光センターも併設されており、先ほどの章でご案内した筏下りの集合場所にもなっております!

 そしてこちらを訪れると頂けるのが、「飛び地の村 訪問証明書」でございます!

しっかり訪れた日付まで記してもらえています!

 こういうのを貰えると、訪れた甲斐があったな~!って思いますね~
 ちなみに裏面にも北山村にまつわるお話が書いていますが、これは割愛させて頂きます!全部書いたらネタバレになり、それはそれで面白くないでしょ!(笑)

 その他、道の駅「おくとろ」に関しては、以下リンクを貼っておきます!ご覧いただけますと幸いです!

この道の駅の近くには、温泉と宿泊施設(コテージ)もございます!大自然に囲まれた北山村で過ごすのもいいかもしれません!

まとめ

 ということで今回は、日本で唯一「村全体が飛び地の村」和歌山県北山村についてお話してきました!緑がいっぱいでその中をドライブするのは本当に最高でした!長い休みでなくても、関西圏・中京圏からでしたら土日を利用して行くのにちょうどよい場所かもしれません!自然いっぱいの北山村、是非訪れてみてはいかがでしょうか?

 そして、今回の記事をもちまして、2023G.W.紀伊半島約1周の旅、和歌山編が完結いたします!Part.1は概要でしたが、Part.2~5と、見事な4部作となりました!
 ただ正直、今回ご紹介しているのはほんの一部にすぎないと考えております!全部訪れて全部お話すると何年かかるんかな~?っていうくらい、内容あふれるスポットが、本当に多くある印象です!今回旅した紀伊半島の南部、今度は1週間くらいかけて訪れましょうかね~!行けてないところもたくさんあることですし!!(笑)

 今回は以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!!


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