まず第一に、自分のタイプじゃない女にすぐそんなにかわいくなくね？ブスじゃね？という奴、今すぐ滅してくれ。
てめーの狭い美的感覚で美醜を判断する奴、インスタグラムで100人くらいの女の子の顔見てなにがかわいいのかわからなくなってくれ。

自分のことを話すと、幼い頃から顔面コンプレックスを患ってきた。どうしても自分をかわいいと思えなかった。でもブスだと言わた時に正々堂々と傷ついた顔をして、「こいつブスなのに一丁前に傷ついている…」と思われたらと思うと、私のプライドはさらに傷つくので全部笑って済ましていた。
顔面にメスを入れた訳では無いがなんとなく化粧と服で試行錯誤して、なんとなく美人として世の中で生きられてきた頃、ホッとした。これからは世の中のお前ブスだよ攻撃から逃れることができる、と。そんな幻想はある日人から言われた「こなれちゃんは人が言うほど、かわいくないよね。」によってグズグズのボロボロに壊れた。どんなに綺麗になろうと頑張ろうとも何人かに美人だと褒めそやされようとも人の容姿を悪くいう奴はいる…言わんでええこと言うやつは世の中に存在するんだ…。絶望で腰から崩れ落ちた。
その時は「そりゃそうだよね。世の中にカワイイ子たくさんいるもんなぁ」と答えた。今なら昔の私に肩を回して「こいつ一緒にぶん殴ろうか？言わなくていいことイチイチ言うやつのがブスだな？」と言ってあげたい。かつ、そういう発言を笑うこと自体が社会悪をのさばらせてるぞ？と説教すらしてやりたい。

傷ついた時に傷ついたと意思表示することはとても勇気のいることだ。自分の本当に弱い部分を開示して、こいつここがコンプレックスなんだと悟られることが、自分を情けない気持ちにさせる。そういう時、多くの人は笑いに逃げがちなのではないだろうか。私はそうだ。笑って流して、ネタにしてきた。でもそういうのはもうやめだ。人に笑ってほしい、ネタにしたいことは山ほどある。もちろん容姿を笑ってもらうことで勇気が出る人もいるだろう。でも私が嫌なら、それは絶対的にNoだ。許すべきじゃない。聞かなかったことにしたい嫌な出来事は、その場で流せても笑いにした瞬間に根本的な解決には一生届かなくなる。

自分のことを自虐的に話して傷ついたことをどこかに埋めてしまう人、やめよう。
ムカつくことには中指立てるべきだ。なんと言われようと1度手にした自信を捨てるな。

何の気なしに人の容姿を馬鹿にしたやつに告ぐ。お前は一生恨まれる。その場が笑いに包まれた、なんとなく収まりよくなって流されたことを人は忘れないからな！

いつかのどこか平然と私に甘えて「こなれ先輩、調子乗らない方がいいすよ！最近であった人みんな先輩よりかわいいですよ！」とけなしコミュニケーションしてきた後輩よ。あなたは私から一生愛されない。

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