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「ラスト1杯!」という飲んべの気持ち

埼玉県の蕨市で数十年、立ち飲み屋をやっている女将さんから面白い話を聞きました。

「『よし、これでラスト1杯にしよう~! 女将さん、レモンハイ1杯ね!』ってよく言うでしょ。 でもそれで終わる人って少ないのよねぇ。ラスト1杯って言ってからだいたい3杯は飲むわねぇ(笑)」

わかるっ!!!その呑兵衛の気持ち。

「そろそろ帰んなきゃな、ここでスパッと切り上げて帰ろう!」と自分や周りに言い聞かせるように高らかに宣言する、しかし。。。

もうちょっと飲みたい気持ち、酔っぱらって鈍っている感覚。。。いろいろな感情が、ない交ぜになり言行不一致になるこの体たらく(笑)

その中でも「あと1杯だけで終われない感情」の一番は「その場所の居心地の良さ」ではないかと思います。

この幸せな場から立ち去りがたい、という気持ちがずるずると長居してしまう原因のひとつではないかと。

世の奥さま、ご家族のみなさま、

酒好きな人の気持ち、少しでもわかっていただけましたでしょうか・・・
「まったく今夜もどこをほっつき歩いているんだか」とお感じのことかと思います。

どうかどうか優しいまなざしで見守っていただけたらありがたいです。

呑兵衛はそのささやかな空間に身を置いてストレスを発散し、エネルギーをチャージし、また生きていこうと自分の肩を叩きます。
決して無駄な出費ではなく人生への投資(無理か)とお認めいただけましたら幸いです。。。

酒場ではさまざまな人間模様が交差します。
それもまた「今日も生きているぞ」と感じる瞬間でもあります。

呑兵衛のみなさん、師走といえば、飲み会も増える時期でしょう。くれぐれも自分を見失うほどの泥酔は避けましょう!自制心を持ち、飲む時はスマートにいきましょう。
家族からもお店からも愛想をつかされないようにご用心ご用心。

取材に出かけると、苦境に喘いでいる事業者さんと触れあうことも多いです。特に日本酒を作っている酒蔵さんは存亡の危機ともいえる厳しい状況です。
そのためにも微力ながら今宵もせっせと酒場で消費活動にいそしみたいと思います。
長っ尻になって、お店にも家族にも相手にされなくならない程度に。。。
                           2022年12月8日

>>このnote投稿の概要は最初の記事「はじめまして」をご覧ください。

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