たびこふれのオンラインサロン「たびこふれサロン」の人気イベントに「添乗員トークセッション」というライブがあるのですが、今回はそこで出たお話を共有したいと思います。

ライブ参加者から「個人旅行と団体旅行の違いはなんですか？」という質問がありました。
その質問に対して山上添乗員が具体的な違いを色々話してくれたのですが、その中に「団体旅行ってなんか文化祭みたいなんですよね」という言葉がありました。

それを聴いて私は「なるほどなぁ　確かにそういうとこってあるかもな」と思いました。

団体旅行の魅力のひとつに「共有」があると思います。
驚き、感動、癒しをその場で共有する「悦び」というものです。
例えば、映画を自宅で一人で観るのと、映画館で観るのとの違いにも似ているかもしれません。旅が終わった後、空港や駅で解散する時のあのなんともいえない別れがたさは、なるほどひとつのことを作り上げた仲間との一体感であり、文化祭に似ているのかもしれません。

そう考えると旅の魅力には「人との出会い」がありますね。（もちろん相性もありますから、すべての参加者といい関係になれるとは言えませんが。。。）そして添乗員自身も、その文化祭のような一体感、思い出作り、人との出会いを楽しみにしているそうです。「今回はどんなお客さんとご一緒できるかな？」と毎回ワクワクドキドキしているそうですよ。

個人旅行には個人旅行の良さがありますが、団体旅行にも「ならではの良さ」があることを再認識しました。
旅って「ハレの場」ですよね。旅は終わってしまえば形には残りませんが、楽しかった思い出は残ります。
それは消えることのない自分にとってかけがえのない財産でしょう。大人になっても文化祭に参加できるってなんか素敵ですよね。あ～旅したくなってきた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021年11月4日
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