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旅先でもミニマルかつシンプルに

今回の旅には、必要なものだけを持って行けた気がする。しかも何も忘れなかったので、旅先で何も買い足さずに済んだ。これも、普段から「旅に行くとしたら持って行くものだけ」を持つように気をつけているおかげかもしれない。

旅先で何度か惹かれるものを見つけたけれど、自問自答して「必要ない」と判断して、買わずにいられたことも満足。惹かれているのを見抜かれて、買ったら?と夫に勧められても、大丈夫、いらない、と毅然とした態度を貫けた。買っておけばよかった、と後で思ったようなものは何もなく、買わなくてよかった、と今思っているので、やっぱり私には必要なかったということ。

ワイナリーでもらったワイングラスも、家には必要ないと置いていったし(他の必要な人が使うはず)、食事もなるべくミニマルに、でも欲しいものは我慢せずに少しずつ食べて、飲んで、楽しんだ。そのおかげで、食べ過ぎや飲み過ぎもなくて、体調も良かった。

昔なら、せっかくだからとか、思い出にとか、使えるかもとか、または単に物欲や食欲に負けて、余計なものを買ったり、もらったり、食べたりしていた。今回は、私としてはミニマルな旅を堪能できて、足るを知れた気分。(余計なものを買う夫のことは置いておいて。)

日常の生活だけでなく、特別な非日常の旅先でも、いつもと違う経験を楽しみながら、ミニマルなものだけで、ただシンプルに過ごすと、楽しみがより際立つ気がする。視覚、嗅覚、味覚などの感覚を通して心で感じることに、より集中できる気がする。これからも、余分なものは削ぎ落として、ミニマルかつシンプルな旅を満喫しよう。

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