ようやく洋服のミニマル化完了

気づいたら、もう一か月以上、ほぼ二か月も洋服を買っていない。私にとっては信じられない快挙。ようやく、本当にようやく、洋服のミニマル化が完了して、満足の行くクローゼットにできたんだと思う。洋服に取り憑かれたように、あんなに買い物をしていた日々にお別れできて、嬉しい。これまでの試行錯誤と迷走を振り返って、気づいたこと。

① 心から好きで似合うと思えるアイテムとコーディネートを見つければいい

手持ちの洋服に何か気に入らない点があるから、次から次へと、もっと良いもの、満足できるものを求めて買い物をしていた。肌触りがいまいち、ポケットがなくて不便、脱ぎ着がしにくい、など。あと、好きだけど自分には似合っていなくて何だか気に入らない場合も、次こそは、と似たようなものを買い続けていた。似合わないものは似合わない、と自覚して諦めることも大切。自分が心から好きで、しかも似合うと思えるアイテムとコーディネートを見つけたら、心底満足できるので、新しいものを買おうと思わない。

② 心から好きで似合うと思えるアイテムとスタイルなんてそんなにない

心から好きで似合うと思えるアイテムとスタイルなんて、そんなに多くない。私の場合、基本は3スタイルに落ち着いた。色も素材も限定された。そのスタイルをそれぞれ色違いでいくつか揃えておけば、じゅうぶん。お気に入りの予備が欲しくなる症候群も、色違いがあるし、と思うと回避しやすい。また、ほとんどシンプルでベーシックなアイテムだから、何かあっても代わりは手に入りやすいはず、と自分に言い聞かせている。

③ 周りからいつも同じと思われても、自分が心から満足できる格好をいつもしている方が幸せ

周りの人達の目を気にして、同じ洋服やスタイルばかりと思われたくない、と知らず知らずのうちに思っていた。でも、たいして気に入らないアイテムやコーディネートを混ぜて色々な洋服を着たり様々なスタイルにしても、気分はちっとも上がらない。それよりも、たとえいつも同じような感じでも、自分が心から満足できる格好を毎日している方が幸せ。人はたいして他人の洋服なんて見ていないし、見ている人には、これが私のスタイルと思ってもらえばいい。何より、自分が満足していれば、周りの人達がどう思っても構わない。

ここに辿り着くまでに、たくさん失敗して、たくさん後悔した。買うのはほとんど古着で、失敗したら、また売るか寄付するかして、なるべく無駄が出ないようにしているとは言え、どれだけ洋服のために散財したか考えたくもない。でも、色々な洋服を買って、着てみたからこそ、本当に満足できる洋服とスタイルを見つけることができたのだと思う。これにて、一件落着。

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