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広島で平和学して、旅行会社でピースをかんがえるツアーつくってました。いろんな背景をもっ…

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広島で平和学して、旅行会社でピースをかんがえるツアーつくってました。いろんな背景をもった人たちが、ともに生きていく。そのために自分はなにができるんだろうなと考えています。すきなのはお酒、ごはん、感動すること、笑いあうこと。#旅 #学び #アート

マガジン

  • 旅の話

    ただ、街をあるく。自分の目にうつる景色と、においと、音と、空気を大切に、わたしの旅。

  • 平和、とかいいたくないけど平和を語っちゃう系

    平和とか、ピースとか、けっこう考える。やわらかく、笑ってみんな生きていきたいじゃんね。

最近の記事

もうすぐ30歳。自分との付き合い方を、見直す。

2018年6月、27歳 じぶんの好きなことを仕事にしている人たちとたくさんであって こんな風にわたしもキラキラ生きたいとおもって もっと自分の幅をひろげたい、チャレンジしたいとおもって 転職することをきめました。 新卒から5年間、くやしいもうれしいも泣きながら必死でがんばって、 愛していた仕事でした。 でもあえてあたらしい環境に飛び込んで新しいひとと出会うことは きっとわたしがキラキラ生きていくためのきっかけになるとおもった。 キラキラしてる彼や彼女みたいに

    • ひさしぶり、

      2018年の秋、旅にでて それからずっとnote更新してなかったな。 この1年ちょっとのあいだに、 なにかを言いたいような、下書きが3件あった。 いそがしかったかな。 転職して、1年ちょっと とてもたいせつに思う仲間もいるし 毎日たくさんの人とであって たくさんの仕事にふれて 刺激たっぷりですごしてる。 周りのみんなはすごい仕事ができてかしこくて しかもめちゃくちゃチャーミングで すごいなあとおもってる。 いい環境できっと、うまくいってるし た

      • 映画『タリナイ』―戦争の記憶とむきあう

        アップリンク好き。 久しぶりに観にいったらちょっと かんがえさせられたのでまとめ。 戦没した父の日記をたどる、『タリナイ』。 1945年4月、マーシャル諸島で餓死した日本兵が 亡くなる直前に戦友に託した日記をもとに、 その息子さんがお父さんの最後の地、マーシャルへ。 青くて豊かな海、木陰で 「コイシイワ、アナタハ」と、 ウクレレでうたう陽気なひとびと。 柔らかい時間の中で、太陽と暮らす。そんな感じ。 「良い日本人も、悪い日本人もいた。」 「この土地は、

        • 旅のおわり、東京。はじまり。

          会社を卒業して、28歳になって、すこしだけ自分のための旅をしました。 オランダ、ベルギー、ポーランド、クロアチア、ボスニア。 ▼旅行記 飛行機の中で、 電車の中で、 バスの中で、 美術館で、教会で、 川ぞいのベンチで、 街なかのカフェで、 海をみおろすテラスで、 いろいろなことを考えた。 過去、いま、未来、 生き方、働き方、 自分、友達、家族。 ゆったりと時間が流れて、いつも陽が差して、いい空だった。 パソコンをもって、本を読んで、 自分のすが

        もうすぐ30歳。自分との付き合い方を、見直す。

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        • 旅の話
          11本
        • 平和、とかいいたくないけど平和を語っちゃう系
          10本

        記事

          平和学をゆるーく説く。こんな感じ。

          広島で平和学してました、なんてかっこつけて言うと じゃあ平和ってなんなのよとよく聞かれるので 平和学ってどんなもんなのか、 そこで言われる平和ってなんなのか、 どんな風にかんがえていくのか、 ゆるーく書いてみる。 「平和」をgoogleにきいてみると① 戦争もなく世の中が穏やかである・こと(さま) ② 争いや心配事もなく穏やかである・こと(さま) (大辞林より。本当は株式会社平和というパチンコ屋さんが最初にでてきた) ふうん。 戦争がなくなったら世界って平和

          平和学をゆるーく説く。こんな感じ。

          記憶を、ぬくもりを、未来へつなぐ。 - War Childhood Museum in Sarajevo -

          "戦争はある日突然やってきて、 気づいたときには、 ぼくたちは戦場にいた" 2016年、この本の著者と出会って いまサラエボに立ち寄ったのは、 彼がつくった博物館に行きたくって。 ▼WAR CHILDHOOD MUSEUM 平和学をやっていた身としては 知覧、広島、長崎、沖縄、 アウシュヴィッツ、アンネの家、 負の歴史をつたえる博物館を いままでたくさん見てきたけど こんなに小さくてシンプルで こんなに人の体温が感じられて こんなに胸にぐっとくる博

          記憶を、ぬくもりを、未来へつなぐ。 - War Childhood Museum in Sarajevo -

          サラエボは中東のかおりがする

          ドブロブニクからバスにのって 7時間、車窓からの景色は 18時でもう、こわいくらいまっくらだった。 サラエボの街をあるくと 食事も、お土産も 今までの街とは違う中東のにおいがする。 旧市街はいろんな宗教の祈りの場が 徒歩10分圏内に点在してて ショッピングモールには いろんな女性のための服がある。 イスラム、オーソドックス、カトリック、ユダヤ いろんな文化が入り混じっていて いろんな顔の人がいる。 イスラエルを思い出させるような。 でもなんだろ

          サラエボは中東のかおりがする

          アドリア海の水平線、ドブロブニク

          晴れてる。 クロアチアのドブロブニクの旧市街から 歩いて20分くらい。 ママは優しくて申し訳ないくらい親切で ベッドは大きくて、部屋はきれいで テラスからは海が見える。 ワインとサラミを買って、夕日を見ながら。 夜はコンサートに行こうか、 でもこのままのんびりしていたいような。 きっと世界で一番いい日なんじゃないかって 毎日おもってる、この旅。 ある人のことを考えてる。 今日は朝から旧市街まであるいて 城壁を2時間くらいかけてゆっくり一周。

          アドリア海の水平線、ドブロブニク

          クロアチアビールで一休み

          こっちのビールって飲みやすくって いくらでも飲めちゃうんだよなあ。うま。 クロアチア、発上陸。 ドブロブニク空港は想像よりも ずっと山だった。 なんもない。 もう夜だから一瞬旧市街に出て 色々情報をてにいれて、 ビールをかって宿にもどる。 明日いちにち、満喫できるように。 晴れるといいな。 空港にお迎えにきてくれたマイケルさんが ドブロブニクはどんどん観光客が増えてるよ、 クルーズ船がいまの一番の問題だよ、 ここの住民の数よりも多い観光客が どっ

          クロアチアビールで一休み

          ポーランドを発つ

          この旅がはじまって9日たった。 もうあっという間に折り返しだなあ。 いままで考えてきた旅、という言葉を つかうのはなんだか抵抗があるくらい ゆったりと、ぼーっと時間がながれていく。 昨日はアンナという クラクフのガ仲良しイドさんとランチ。 2年前に私のツアーにたまたま アシスタントとしてついてくれて そのときは駆け出しだったんだけど いまはなんとクラクフで指折りの 優秀なガイドになって、 VIPをたくさん案内しているみたい。 2年ぶりの彼女と話しなが

          ポーランドを発つ

          twitterをさかのぼるvol.3 - 社会システムの正体は、

          ※超自己満だけど空白の2017年を発掘したのでちよっと編集。 ―――学生のころは、なんか得体のしれない「社会システム」っていう悪党がいて、利益ばっかり追及してる企業たちがきっとその温床で、世界中のいろんな立場の人の苦しさなんて見てみぬふりをして、ちょう自己中なやつらだと思ってた。でも全然ちがう。「社会システム」は得体のしれない悪党じゃなくて、その中には私も私の家族も友達もみんな入ってる、私が普段暮らして当たり前と思ってきた"ここ"のことだった。(2017.8) もともとわ

          twitterをさかのぼるvol.3 - 社会システムの正体は、

          晴れがつづく、クラクフ。また会える。

          わたし雨女なんだけどなあ、 いい天気がつづいて、うれし。 昨晩クラクフの街なかで、 わたしの社会人人生で二番目に大切な人とあいました。 (一番はまた今度) メールじゃなくって直接いいたくて ここまできてしまったんだけど。 私のかんがえ方や、人生に ずっとひびいている問いをくれた人。 私がはじめて企画したツアーを、 一緒につくって、育ててくれた人。 悪いときも、良いときも。 なんか、こういうと平たいなあ。 会社をやめたといったら少し驚いて、 じゃあ

          晴れがつづく、クラクフ。また会える。

          twitterをさかのぼる番外編 - 凛と。

          ―――そういえば広島に来たのも、“わたしらしさ”にこだわりたかったから。凛とした、芯のある人間でありたい。(2013/12) 5年前の自分へ。 まだ、同じことをいってるよ。 むかしから、凛と、という言葉が好き。 自分らしく前をむいて、 プライドと余裕があって、 目がきらきらしてるかんじがするから。 つらくなったとき、もう何百回も 自分をはげました言葉。 女は凛としていなくっちゃね、って。 凛としていなくっちゃね。 ほんとにおわり。

          twitterをさかのぼる番外編 - 凛と。

          twitterをさかのぼるvol.5 - 着地点、平和をいいかえてみる

          ―――平和を、こむずかしくかんがえない。ともに生きること。 (2018/7) 学生のころあんなに考えていた「平和」っていう言葉は、 東京にきたとたんに、意識たかい優等生レッテルを ふたたび貼られてしまったようなきがして なんだか使い心地が悪くなってしまって。 少し躊躇するようになって、ここ4年と半年、 旅をつくるという仕事をとおして それに代わるやわらかい言葉をさがしてた。 やっと、「ともに生きること」、そんな感じだろうとおもった。 このシンプルな表現のうら

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          twitterをさかのぼるvol.4 - 正しさってなんだ

          ―――ほんとは普遍的な「正しさ」なんてどこにもなくって、みんな自分のこころに「正しさ」を持っている。だから自分にとってのそれを振りかざすんじゃなくて、ひとりでもおおく、出会って語り合いたい。そしたらきっともっと大きく、やわらかく生きていける。だから、旅に出るんだな。(2018/7) 社会人としての世界がぐっとひろがった、 今年、2018年の春頃から。 たくさんの素敵な、きらきらしている人たちに出会って、 いろんな価値観や生き方を知って、 この人たちのきらきらの正体は

          twitterをさかのぼるvol.4 - 正しさってなんだ

          twitterをさかのぼるvol.2 - たくさんの違いとたくさんの同じ

          ―――旅に出ると、たくさんの「違い」と出会う。あたりまえと思っていたことがそうでなかったり、言葉が通じなくて四苦八苦したり。でも旅に出ると、たくさんの「同じ」と出会う。冗談をいって笑ったり、家族や恋人のことを大事に思っていたり。たくさんの違いをみつけて、たくさんの同じをみつけて、自分にとって「世界」が少し近くなったらいい。そしたらきっと、あの人とわたしがいる世界に、ちょっと優しくなれるんだと思う。(2016/3) 3年目をむかえる春、 仕事で広島に行く機会をいただけて、

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