注意!深夜のホーチミンでATMに連れて行かれて…
こんにちは、Hatです!
コロナウイルスの影響で海外渡航を自粛する動きが広まっていますね…。一日も早く収束することを願います。
さて東南アジアの中でもさほど治安を気にしなくても良い『ベトナム』
これまでに年に1回は足を運び何度も訪れている大好きな国なのですが、今回は僕が初めてベトナムを訪れたときに遭遇した話です。
みなさんも気を付けてください!
深夜のホーチミン・タンソンニャット空港から街に行く時の注意点
思えば初ベトナムはホーチミンでした。
タイ・バンコクにいる友人に会うために、陸路でベトナム、カンボジア、タイに向かう予定だったんですね。
このときの旅程は、フィリピン・マニラ→ホーチミン→シェムリアップ→バンコク→日本
ホーチミンのタンソンニャット空港に着いたのは深夜1時ごろ。
深夜に到着した場合は街までのバスがないので、バンコクの友人からは2つの忠告をされていました。
・空港内のベンチで寝て朝まで待つ
・タクシーに乗るなら必ずメイリンやヴィナサンなどのメータータクシーに乗車
初ベトナム、しかもまだ海外慣れしていない、格好のターゲットになり得る要素たっぷりです。
こんな人にとってはそれだけ危険のある時間帯だということですね。
ぼったくりタクシーが横行しているホーチミン・タンソンニャット空港
友人の忠告通り朝まで寝れそうな場所を探してみる。やはりタクシーは怖いので。
それにベトナムドン(VND)を持っていなかったし、手元にあるのは$10のみ。
しかし、海外慣れしていなかった当時の自分には寝れそうな場所などは見つけられなかったのです。ベンチにも人がいたし…。
※経験値がアップした僕はこの数か月後、深夜の空港内のクローズしたカフェに侵入して寝ることに成功しています。警備員に見つかったけど事情を説明したらなぜか見逃してくれた。
ということで、タクシー一択となってしまいました。
街で宿探しをしなくてはならず、予算は$8。タクシーに使えるのは$2。
この2$で交渉だ!
「タクシー?タクシー??」と声をかけてくる客引きに$2でホテルのある街中まで、と交渉。
すると一人のタクシードライバーが「OK!」と言ってきました。
念のため、友人の忠告に従いメータータクシーかどうか確かめます。
「Yes, メーター」
と言われたのでこの男に付いてきました。
空港の乗降スペースに車があるのかと思いきや、ずいぶんと歩いたところに白い車が。
こっちは眠気と疲れで早く宿探しをしたい!早く連れて行ってくれ、この一心だったので疑いもあまり抱いていませんでした。
そう。車に乗り込むと…
メーターがついてない!!
やられました。
この場所は駐車場だったらしく、駐車場代としてすぐに$2を要求されました。(最初に$2しか持っていないと伝えていた)
しかし、これで街まで行くんだよね?と聞くと「そうだ」と答えます。
それを信じてただただ、到着するのを待っていましたが…。
本当に高額を要求してくるぼったくりタクシー
順調に街に向かって走り出しているタクシー。
しかし20分ぐらいした頃だったか、街路灯もまばらで暗い路地に車を止めたドライバー。
そして僕にメモ書きと一緒にこう伝えてきた。
「そこのATMでこの金額をおろしてこい」
その頃はベトナムドンで書かれても日本円でどのくらいの金額なのかわかっていませんでした。
拒否してここで降ろされても周りには何もない…。これはもう従うしかない…。
そして国際キャッシュカードで指定された額をおろして渡しました。
ご機嫌になったドライバー、そのあとはちゃんと宿が集まるエリアまで行ってくれました。
翌日調べてみると数万円ということが判明。とても高い勉強代です。
とはいえ命があってなによりです!
この旅の教訓
・タクシーの客引きにはついていかない
・タクシーはちゃんとしたタクシー会社に限る
・メーターついてない時点で逃げる
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