十街十色 #サハラ砂漠
絶賛自粛中の皆さんこんにちは。
個人的には今日が9連休の中日ということになるわけですが、本当なら今頃イエローストーン国立公園で自然を満喫している予定だったのに〜!悔しすぎ問題。
悔しさのあまり、我が家はリビングに簡易テントを広げてキャンプ体験をしてしまいました。夜になったら灯りはランタンで(Amazonで2000円)、晩ご飯は燻製機(Amazonで5000円)でベーコンやらチーズやらを燻って頂きます。ご飯のお供はエノテカのワイン詰め合わせ(10本で10000円)と、これはこれで意外と充実しなんだかんだ楽しいGWを過ごさせていただいておりますです。
夏にはお出かけが楽しめる様になっていればいいな〜と願いながら、3密を避けて感染予防に努めたいと思っております!みんなで頑張ろう!
さて、そんな今回はサハラ砂漠ツアーに行った時のことをご紹介。
砂漠といえばサハラ!ということで、ヨーロッパ周遊の旅に乗じて、ちょっとだけアフリカ大陸に足を伸ばしてモロッコにお邪魔したしました。
タクシーをチャーターすることでサハラ砂漠観光を個人手配することも可能な様ですが、手間と安全とコストを考えるとツアーに参加する方が良いかと。
砂漠ツアーの起点はモロッコ第3の都市・フェズもしくは第4の都市・マラケシュで、ツアー会社やプランによって同じ場所に帰着するパターンと砂漠を抜けて都市間移動するパターンとに分かれますのでお好みでどうぞ。
僕はネットでいろいろと調べてigomorrocco.comというサイトで、マラケシュからフェズに抜けるツアーを予約をしました。料金は2泊3日食事付きで1人135ユーロでした(安い!)
では、ここからは写真とともにツアーの流れや見どころをご覧あれ。
まずマラケシュの街
これと言って観光名所があるわけではないけれど、イスラムを感じる建物が並んでまーす。サクッと街歩きすれば満足できるかと。(翌朝7時ピックに備えて早く寝る)
スークもあるよー。この中にある洗濯屋さんに一通りの汚れ物を預けたら、タグのところに仕分けマークがデカデカと蛍光マジックで書かれて帰ってきたよ〜(困惑)
何を作ってるのかは最後までわからなかったけど、鉋で木を削ってる職人さんを眺めてたら体験させてくれたよ〜(押し売りとかはなく、ジェントルマン)
翌朝は7時にホテルまでバンがピックアップに来てくれて、途中他の参加者たち(日本人ゼロ、全員欧米人)を拾いながら1日目の見どころスポット「アイット=ベン=ハドゥの集落」へ。
これが何なのかよくわからぬままヘェ〜とか言いながら見て回っていたけれど、調べてみると昔々の有力部族の集落だったそうな。敵に攻め入られない様にこれだけ複雑な集落でありながら入口が1ヵ所しかないんだって、スゴーイ。聞いたこともなかったけどなんとこれ、世界遺産。
ふと目を逸らすとそこには夥しい数の黒ヤギさん達。
そうこうしているうちにランチタイムがやってまいりました。
ご当地グルメタジン鍋です。好きな人はほんと好きだよね(個人的には好みでは無い)
食事を簡単に済ますと一路東進します。なんせ移動距離が長いので。
移動中の写真がないので寂しい感じになってしまいスミマセン状態ですが、とにかく移動。この日はダデスという街まで移動し一泊、翌朝も早いので晩ご飯を食べたらすぐ就寝zzz。
2日目、この日は待望のサハラ砂漠へと向かうわけですが、やはり基本移動です。なんか途中で滝かなにかを見た様な気もするけど、覚えてないですほんとごめんなさい(でも楽しかったヨ)
もうすぐ着くよ〜というガイドさんの声かけから間も無くバスが停車。
やっとだぜ〜!なんて思っていたら、すかさず「ここからラクダに乗って移動しまーす」との号令。確かに旅程表にキャメルライディングと書いてあったわ、思い出した。(せいぜい10分くらいと思うやん?)
まさかのキャメルライディング 1 時 間 半 !
疲労困憊のなか記念に撮っておきましたラクダに乗る僕。
なぜこんなとんでもない格好をしているかというと、砂漠の砂が風に舞って身体中の穴という穴に入り込み、髪の毛もゴワッゴワになるから。
カメラも砂が入ると大変なことになるので、写真はあまり撮れず…(ごめんね謝ってばっかりw)
やっと着いたキャンプ地にはゲルの様な建物があり、そこで食事を取ります。夜になると辺りの光が全く無い砂漠ってことで星空がスーパーハイパー綺麗。っていうのを写真でお見せできずほんと心苦しいですわ。
翌朝起きたら身支度をして帰路に着きます、この日は最終地点のフェズまで寄り道一切なし、完全に移動のみの行程。
当然のことながら、移動一発目はキャメルライディング1.5時間www勘弁してよwww
前日にバスを降りたところまで戻ってきたところで砂を落とすのだけれど、顔をすすいだだけの水が真っ茶色、鼻をかんでも真っ茶色、耳をほじっても真っ茶色。大惨事ですこれは。気のせいか息苦しくも感じるし(笑)
早くシャワーを浴びたいというはやる気持ちを押さえながら、ここからはマラケシュに戻るみんなと分かれてプライベートタクシーにお乗り換え(移動距離約500km、料金に含まれる!)
ボロボッロのベンツだったけど半日かけてフェズまで送り届けてくれたオヤジに感謝!
二度と砂漠ツアーには参加したくないけれど、一度は参加すべきと思えるワンダフルな体験でした。
ここからはネコ特集。フェズもマラケシュも街中ネコだらけなのです、なんでだろう。
余談だけど、このフェズの街は世界一の迷路都市として名を馳せておりまして、非常に入り組んだ街の構造をしておりまして一度迷い込むと一週間は抜け出せないそうですのでお気をつけ遊ばせ。(今どき地図アプリがあるので大丈夫とは思うけど)
あと、皮なめしでも有名で、スークにいくとおっちゃん達が「かわなめ〜し、かわなめ〜し」と日本語でひたすら連呼してるよ。日本人でもあまり使わない、ちょっと難しい言葉なのがまたシュール。
最後にヤギの毛皮を運ぶヤギに遭遇したのでパシャリ(この子の将来を案じたのは言うまでもない)
長くなりましたが以上です。
アクセス:モロッコまでは残念ながら日本からの直行便は就航しておりません!ヨーロッパ各都市を経由して片道約18時間。モロッコはアフリカといっても大陸の最北端で、フェズから北に200kmほど行けばジブラルタル海峡、海を渡ればスペインというヨーロッパ至近の立地なので、スペインやイタリアなど南欧の国と一緒に周ると効率的かもしれませーん。治安もスリに気をつければ身に危険を感じることはあまりないと思うので、アフリカ大陸に足跡を残したい人にもオススメです!コロナ明けの海外旅行先候補にいかがでしょうか?
■砂漠ツアーの行程
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