#199 Bev⑥。分子標的薬ベバシズマブ(アバスチン)と副作用

みなさまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

私は、年末年始関係なくお仕事をさせていただいておりました。仕事があること、仕事ができることに感謝します。

「イヤ」と「しんどい」の気持ちにフタをしない

でも、なかなかしんどくて、しんどい時は、ここにきちゃう(笑)書き出すことで整理させてください。

この間読んだ本の中に、「つらさやしんどさに、フタをしてはだめだよー」って書いてあったのでフタしないように…。

その吐き出し方なのですが、怒りについての部分が参考になりました。

アンガーマネジメントという言葉がありますが、怒ることは自己防衛本能が働いていることでもあるので、怒っていいそうです。溜め込むと、どこかで爆発しちゃうから。

だけど、怒りに感情をプラスしないで怒ることが大切ということでした。100のうちに3怒ったとしても、100の勢いで怒りをぶちまけてしまったら、信頼を失う。100のうち10でもちょっとイヤだけど、友達として距離をおく。100の怒りを3怒ってるんだと伝えると、こちらも溜めないし、相手も不快ではなく、円満に怒りを流せるのだそうです。

思わず膝をバシッと打ちましたよ。 

痛みとしんどさを数値化する。感情をプラスしない

なので、痛みに対しても、がんサバイバー予備軍(がんじゃない方々)の方にも「大丈夫」なんて片付けないようにしようと思いました。

例えば、
足の裏が痛いけど痛み止めがうまくきいてるよー、とか。
先の見えない治療はしんどいけど命あるだけラッキーだわ、とか。
今日と明日くらいのことに集中していると忘れちゃうー、とか。

話す先も、3くらいなら誰でも話していいけど、それ以上から50くらいまでは、がんサバイバーさんたち。80までは本当に仲の良い人。それ以上なら、医療従事者たちというふうに、痛みやつらさで、話す相手も変えてみたらどうかな、というイメージが湧きました。すると、自分も相手もうまくいくんじゃないかなー、なんて…。いかがでしょうか。

ベバシズマブ6クール目

あらら、前置きが長くなりましたが、今病院です。尿と血液検査が終わり結果待ちです。ベバシズマブには、尿検査の結果が悪くない限りは空振りがないようなので、(あるときには休薬または中止?)点滴まで行ってきます。

いままで、点滴だけで6時間以上かかっていたのが、準備から片付けまで大げさに言っても1時間以内なので本当に楽になりました。

また、通院日に有給使う方もいるかと思いますが、私は通院の日が、お休みの日です! それ以外はずっと仕事ですので、今日は久しぶりにリラックスしています。


がんを受け入れるということ

自営業の道を選んだのは自分なので、とっても納得しているし、心から良かったなーって思います。自由は不安定ですが、私の特性としては、がまんして会社へ行くほうがよっぽどしんどいので。

独立した2015年の自分をほめまくっていますー! 今の私の人生は、自分が選択してきた結果だし、理不尽なことがおきることも含めて、すべて私の人生として引き受けるしかないんですよね。

ならば、できるだけ、不幸も笑いにして生きていきたいと思っています。

病気の方といると、ネガティブに引っ張られて苦しいなあと感じることがあったのですが、病気とうまく折り合いをつけながら生きている方に出会うと、めちゃめちゃパワーをいただきます。

人というよりは、段階かもしれないですね。がんとわかって、絶望して、それでも生きていく、生かされていると受け入れたとき人は強く優しくなれるのかもしれない。それを成長とも呼べるだろう。

レジリエンスを発揮している方は、ポジティブなオーラが出まくっていますよね。

私もメソメソ泣きながらも、涙を拭えば、「ヨシッ」っと、立ち上がりたい。そのためには、一人じゃ無理なんだな。みなさまと一緒に。

っと、失礼しました! いってきまーす👍

みなさまも、ステキな一日を♥

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