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【さかばなし34】美味しいお通し特集

「さかばなし」は、酒場(さかば)であった、ちょっとしたエピソード(はなし)について綴っています。「さかば」の「はなし」で、「さかばなし」です。


千差万別お通しの数々をご紹介。


⚪︎八幡町「居酒屋 八幡屋」

こういうのは稀なケース

一杯目で「田酒」を注文したところ、メインが張れる生マグロ刺しがお通しで出された。絶品の味わいだった。

⚪︎菜園「Vin de M's」

ワインバーにはよくあるケース

隠れ家的ワインバー「Vin de M's」では、ナチュラルチーズとレーズン。ワインには鉄板の相性。

⚪︎菜園「Bar わたなべ」

センスがいいお通し

2023年2月にオープンした菜園のバーのお通し。お通しと一緒に昆布茶が供されるのが嬉しい。

⚪︎南大通「夢羽雲-MOON」

中ノ橋通から南大通「タマヤパーク」へ移転

Nanak跡地の再開発に際し、南大通へ移転オープンしたスナック「夢羽雲」のお通し。トラック野郎が好きな人にはおすすめの酒場。

⚪︎菜園「Mine」

お通し3種
お通し3種とスプマンテ
お通し3種と生ビール「ハートランド」

「Mine」のお通しは三種日替わり。一種から選べるが、毎回三種選んでしまう。「呑まさる」酒肴が揃う超人気店。

⚪︎松尾町「惣門」

技が光るお通し

老舗割烹「惣門」のお通しは、職人の技が垣間見れる一皿。どうやって作ったのかわからない酒肴が供されることもあって楽しい。

⚪︎肴町「匣-haco」

ヴァンナチュールをいただきに

肴町と南大通の間、住宅街の一角にある事務所兼カフェ「匣-haco」ではヴァンナチュールがいただける。お通しは爪の先ぐらいの大きさの煎餅。こういうのが止まらなくなる。

⚪︎とある天ぷらパーティーにおいて

一人一皿

旅の仲間・ユッキーさんが主催した天ぷらパーティーにおいて出されたお通し。あまりに豪華な一皿。お通しというには、あまりに規格外。

⚪︎内丸「あ・うん」

大粒ホタテ

閉業してしまったが、内丸・桜山の「あ・うん」のとある日のお通しは大ぶりのホタテの貝柱。大盤振る舞いのアットホームないい店だった。

⚪︎南大通「Brooklyn」

ジャズバーで静かに

最高の音響設備でジャズを流す「Brooklyn」。ギネスを注文すると、マスターがチョコレートを出してくれた。これもお通し。

⚪︎菜園「七輪や」

こういうのがいい

ホルモンが旨い炭火焼酒場「七輪や」のお通し。牛筋煮。お代わりしたくなる旨さ。

⚪︎神明町「すし心明」

シラウオ

女性鮨職人が店主を務める「すし心明」は、開店から10年にも満たないが、界隈では有名な人気店となっている。

ある日のお通しはシラウオ。シラウオとは別の魚になるが、シロウオの踊り喰いも食べたことがあった。コロナ禍ですっかりご無沙汰している。

⚪︎肴町「深心」

揚げそばはデフォルト

肴町アーケード内「深心」のそば前(熱燗)には白菜漬け。揚げそばが付いてくるが、こちらは酒を注文しなくても供される箸休め。

⚪︎中ノ橋通「カレー工房CHALTEN」

こういうのもありだな

中ノ橋通の人気カレー店「CHALTEN」では、瓶ビールを注文するとお通しにラッキョが出てきた。こういうのもたまらない。カレー店ならでは。

⚪︎肴町「Bonジュール」

「カサブランカ」を置くとは珍しい

モロッコのビール「カサブランカ」が呑めた(今は置いていない模様)、肴町アーケード内の「Bonジュール」のお通しはミックスナッツの袋菓子。これはこれで嬉しいもの。

⚪︎菜園「NEAT」

これぞ王道のお通し「柿ピー」

菜園の名バー「NEAT」は開業から一貫してお通しは、天下の「柿ピー」。飾らない姿勢を貫く、誠実実直なこのバーらしいお通し。

⚪︎八幡町「La-Tida」

絶対うれしいに決まってるお通し

八幡町の隠れ家的バー「La-Tida」のある日のお通し。この日はおすすめ日本酒を呑みながら、気の利いたお通しを堪能した。

⚪︎南大通「はなみづき」

煮卵・煮豚に温かい汁物
刺身に朝採りワカメに、そして汁物
この日はトコブシ付き

夜な夜な日本酒好きが集まる酒場「はなみづき」のお通しは、温かい汁物がついてきて嬉しい。上級者になると、帰り際にお通しであるはずの汁物を平らげていく。

ここのお通しが好き過ぎて、毎週のように通った時期があった。

⚪︎中ノ橋通「炭焼酒房 ひさご」

呑んでください、と言わんばかりの

こちらも夜な夜な日本酒好きが集まる「炭焼酒房 ひさご」。この日のお通しは、茎わかめ煮、茗荷と蕪の漬物、ロールキャベツ。これだけで日本酒をじっくり呑ることができる。

⚪︎お通しという文化

お通しがある酒場は幸せだ。「今日のお通しはなんだろうか」と暖簾をくぐりつつ胸躍らせるのが楽しみだ。

お通しは、酒場の大事な文化だ。なくても当然かまわないけれど、あった方が酒場を楽しめると思う。

廃れず続いて欲しい、独特の文化だ。

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