『寝言』
闇雲に満たした腹の詰まりと
呪いのような悩みのタネ
恨むのは何が欲しいわけでもなく
鏡越しだと届かないから
恋が、呪いになったとき
果たしてそれは終わるの?
いつでもおいでと言ったとき
一体いつの話をしてたんだ?
気持ちを試すように叩きつけた言葉
額面どおりに受け取ればいいよ
広告だらけののっぺらぼうに
新しい日常なんて作れてたまるかよ
自分の足でなんて立ってないのに
これ以上何を背負えばいい?
アンタに怒りなんてしたくなかった
本当だとして今更なんの意味が?
纏まらない穴だらけのスケジュール
傷口は皆広がる運命にある
俺の内側がゾンビに食われたとき
地球は逆向きに回るんだろう
そうでなければ馬鹿げた恋も
馬鹿げたザマだけ残してしまう
アンタのことだけ考えてたら
俺はいいのに世界は違う
今は、そうね
抱きしめることが離れてて嬉しい
適当に切り分けておいてよ
大きいも小さいも均しくうざったい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?