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あの日までの最大限

ああ、終わったんだな


BackpackFESTA東京が終わってから、もう何日もたった。振り返りをしようしようと思っていたが、なかなか言葉が思い浮かんでこず、こんなにも日が経ってしまった。

実を言うと、まだ言葉が浮かんでこない。

ただ、自分の心の中にあるのは、「あ、終わったんだな」という言葉だけ。

早かったかな。シェアハウスを始めてからの日々は、一日一日は長かったが、終わってみれば本当に早かった。

あっという間に終わってしまった感覚だ。「本当に自分たちがロビーをつくれるのかな?」そんな不安がいつもまとわりついていた。でも、その裏には、「自分たちがここまでやって作ったロビーなんだから、楽しくないわけがない」という思いが必ずあった。

反省点はたくさんある。ここをこうすればよかった。あのときこうすればよかった。いくらでもでてくる。

でも、1つの確信がある。

3/6までの自分の最大限の全力は出すことができた。

もっとできることはたくさんあった。足りないところもたくさんあった。あげればきりがない。たくさん迷惑をかけた。たくさん怒られた。自分の力不足を感じる毎日だった。おれ以外が統括をやった方が良かったかもしれない。でも、それでも、あの日までの全力は出せた。みんなが自由に楽しく、やりたいことを存分にできるチームを作れたと思う。


ああ。今年のロビーはどうだっただろう。誰かにきっかけを与えられたのだろうか。

BackpackFESTAが終わって思ったことがあった。

最初から理解していたことだったが、やっぱり舞台がみんなから評価される対象なのだ。確かに、舞台はすごかった。完成度が高かった。舞台に目が行くのはすごくよくわかる。

でも、僕は、一人でもいいから、「ロビーがすごかった」「ロビーが楽しかった」って言われたかった。おれのためだけではなく、3ヶ月一緒に走ってきた、仲間のためにも。

結果的に、一人でも多くの人が旅の素敵さを知ってくれればいい。

でも、俺は人間だ。承認欲求はある。

これを読んで、「何のためにやってんの?」とか。「評価されたいの?」とか。思う人がいるかもしれない。

その通りだろう。僕も思うかもしれない。本当の評価は、自分でするべきなのかもしれない。僕らは、自分以外の人に旅への一歩を踏み出してもらうために、舞台に行く前の「オープニングアクト」として旅を感じてもらうために、ロビーをつくっている。

それでも、ロビーを見て少しでも何かのきっかけをより多くの人に与えたい。

ロビーが楽しかった。この言葉を聞くために、僕の挑戦は続く。


最後に。

ロビーコンテンツチームのみんなへ。

終わってから今まで、終わりの挨拶?みたいなことしてなかったから、ちょっとここで。


3/6まで本当にお疲れ様でした。

コンテンツ統括としては、全然十分じゃなかった。
なかなかみんなをうまく引っ張れなかった。

でも、おれはみんながやりたいこと、お客さんに見てほしいコンテンツを、羽を伸ばして自由に楽しくやってほしいと思っていた。
それは、ロビーを楽しくする中心は、おれじゃなくてみんなだから。
そして、みんなの大切な1年の中の3ヶ月という時間をかけているから。

だから、最初に「一人一人がやりたいコンテンツをやってほしい」って言いました。
みんながやりたいコンテンツをできて、今、「BackpackFESTA楽しかった」「自分のやりたいことできた」「最後まで頑張れた」って思ってくれてれば、それ以上に嬉しいことはないです。
比べるのは良くないかもしれないけど、大阪、福岡に比べて、東京が一番、ロビーが盛り上がってたし、人が溢れかえってた。

みんなの素敵なアイディアととびっきりの笑顔で今年のBackpackFESTA東京のロビーを最高な空間にしてくれて、本当にありがとう。

ほの、けい、まりな、かな、ゆうすけ、はっしー、はな、あず、かずき
お疲れ様でした。そして、本当にありがとう。


また地球のどこかで会いましょう。

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