2022年3/22～4/2までの間、僕は初めて1人旅に出た。
青春18きっぷという5日間在来線乗り放題の切符で。
東京→名古屋→京都→広島→久留米→博多→長崎→佐世保→鹿児島と初めて行ったところばかりであった。
この他にも乗り換えなどでたくさんの駅に降り立った。

1人で旅に出るのは、あまり僕の生には合わない。
観光したり、有名な場所に行ったりするのは、あまり気が乗らないから。
だって、調べれば写真が出てくるから。
そこから何かが学べるというよりも、気持ちが穏やかになるぐらいだろうと思っている。
だから観光目的で、というよりも1人でどこに行くのかもあまり決めないまま旅に出た。
せっかく行くんだったら、有名な観光地にでも行ってみようぐらいの気持ちだった。

結論から言うと、一人旅は楽しかった。

でも、それと同時に気付いたことがあった。

どこに行くかよりも、誰と行くか

どれだけ美しいところでも、どれだけ楽しい場所でも、有名な場所でも、隣にだれがいるか。

それがその一秒一秒の価値を決める。楽しさを決める。その旅の素敵さを決める。

一人旅は、自分の思うがままに動ける。マイペースの自分にとっては、ある意味自分に合う旅だと思っていた。でも、やっぱり誰かといるとき。誰かとどこかに行くとき。それがものすごく楽しい思い出になる。

今回の旅で1人でいるときの思い出は、ないに等しい。

誰かとどこかに行ったり、初めましての人と会った時の方がすごく印象に残っている。

広島で会った山口の人想いの優しい女の子

久留米で出会ったTABIPPOのOG・今年のスタッフ・元カメラマンの人・フリーランスでやりたいことを全力でしている人・人生を楽しんでいる人

博多で会ったハイスペックイケメン・たまたま京都から博多に来ていたDreamer・ほぼほぼ初めましてで存在だけ知ってた福岡っ子

長崎で会ったパプリカ踊れる元気な子・自分と同じく青春18きっぷで旅してた出身地が同じバケモン高校生

この人たちと一緒にいるときが一番楽しかった。

やっぱり僕の旅を。人生を。つくっているのは、人なんだ。

どれだけお金があっても、時間があっても、自由があっても、

僕には、人が必要なのだ。

たとえ一人旅をするとしても、その土地にいる人に会いに行く旅をしたい。

その土地に住んでいる人と交流する旅をしたい。

さあ、次は誰とどこに旅に行こうか。