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弘前(青森)の涼しく 「熱い夏」【鈍行みちのく旅4日目-3】

4日目の午前中、非常に暑かった弘前市内。
昼からは、鉄道旅に。「リゾートしらかみ」で日本海沿いをずっと列車に乗って、涼んできました。

この日の様子はコチラ…


リゾートしらかみを途中の東能代で降りて、普通列車に乗って弘前まで戻ってきました。

弘前駅に着いたのが、20時少し前。
駅に降り立つと、かなりひんやりとしていました。


弘前駅の改札のあたりには、ご覧のような「ねぷた」を模したものが、飾られていました。

5年前に弘前を訪れたのが、7月の下旬。
ねぷたが、あと1週間くらい後に控えている時期でした。

改札のあたりに来ると、にぎやかな太鼓の音が聞こえてきました。
何があるんだろうと思い、音のする方に行ってみました。


駅前の広場の一角に、ねぷたと大太鼓が。
祭前の稽古なのか、打ち手は一心不乱に太鼓を打っていました。

弘前のねぷた、青森のねぶたをはじめ、津軽地方のいたる所で、「ねぷた/ねぶた」が立ち、青森県の夏の風物詩と言えるものです。

もう1週間もすれば、津軽のあちこちで賑わいを見せることになります。

ねぷたは、夏の「眠り流し」が起源だと言われています。その眠り流しの音が変化して、「ねぷた・ねぶた」と呼ばれるようになったと言われています。

夏にやってくる睡魔を祓い、厄災を水に流して払う、そんな祭だったのです。

ねぷたが始まったとされるのが、元禄の末期、徳川綱吉の治世の後半だとのこと。
およそ300年に渡って続いてきた祭なのです。

夜ともなると涼しい弘前。
もうすぐ、「熱い夏」を迎える時期でした。

【記】2022年になって、ようやく、ねぷたも無事開催されるようです。
そのこと自体は、本当にめでたいことです。


翌朝から日本海側を一気に南下します。【続く】


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