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長勝寺三門に写経奉納ツアー

6月12日(日)14日(火)
両日とも快晴!
三門に上がるにはもってこいのお天気でした(^^)

長勝寺は津軽歴代藩主が眠るお寺さん。津軽藩の歴史と共に歩んできた三門は重要文化財に指定され、普段は上がることはできません。

今回は三門に祀られている薬師如来様に写経を奉納するということで、特別に上がらせていただきました(^^)

まずは本堂にて、御住職から長勝寺の縁起を伺います。

広い本堂にて、御住職のお人柄で楽しいお話(縁起)

続いて御影堂を拝観。
初代藩主、津軽為信公が生前に作らせた木造は、お公家さん風の優しいお顔。

彩色が美しい御影堂

そしてメインテーマである写経を体験。今回のお題は「懺悔文(さんげもん)」です。
苦とは、善悪とは、誓いとは。釈尊が残した言葉を体感します。写経は初めてという方もいらっしゃいました。わずか28字ながら奥の深い言葉に、皆さん真剣に取り組んでいらっしゃいました。

一文字一文字に想いを込めて。
風が庭を通り抜ける音が聞こえるほどの静寂です。
御住職のお手本

何枚か書いたあと、いよいよ奉納へ。
三門に上がる階段はとても急なので、一人ずつゆっくり上がっていただきます。ほんとに急なので、登れるかしらと、不安な声もありましたが、皆さん登れました。よかったよかった。

快晴のこの日、三門からの眺めはそれは清々しいものでした。ここは天国ですかぁ?

三門から禅林街を臨んだ風景
写経を奉納

「いいお天気で得した気分!」とは参加された方の声。三門からの写真もバッチリ撮って、「これは自慢するでしょ。」なんてね。

下からも皆さんが三門の中にいるのがはっきり見えます。
三門の戸を閉めた状態での禅林街。
閉めても割とよく見えるんです。これはこれで絵のような雰囲気

最後は大阪屋のお菓子をお茶うけに、御住職と歓談。3時間の行程も、終わってみればあっという間の写経三門奉納ツアーでした。

次回のツアーは7月3日(日)
「太宰治と弘前」尊敬する芥川龍之介が自殺したのが太宰が弘前の旧制高校に通っていた頃のこと。若かりし太宰の足跡を巡ります。

次回の長勝寺さんは
8月21日(日)23日(火)の坐禅体験です。

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