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旅で胃が重くなった時に食べるフルーツサラダ イタリア・マチェドニア

マチェドニア"macedonia"

イタリア版フルーツサラダなんだけど、旅行で疲れた時に食べると染みる様に美味しいドルチェだ。は〜、私、今ビタミン食べてるって思える。
語源としては、古代の他民族国家マケドニアから来ているらしく"いろいろ混ざっている"んだそうだ。

スーパーでも買えるし一流レストランでも食べられるけど、安食堂好きの私が一番感動したのはトスカーナ州コマノcomanoの食堂兼バール兼ホテルで食べた時だ。諸事情あって泊まったホテルでの夕食のデザートで食べたら美味しかったので拙いイタリア語でとりあえず褒め称えたら"よく混ぜて一晩おく"の様な事を言ってた(気がする)
確かに今まで食べた綺麗なサラダの様なものと違い全てが同色に染まり馴染んだ味が美味しかった。

近隣に食事出来る所も無く3泊中夕食を2回昼食を1回と計3回マチェドニアを食べた計算になる。

コマノ風マチェドニアの作り方

果物は1cm角に切って、キルシュ、グラニュー糖、レモン汁を加えて一晩寝かす。

材料

苺、バナナ、キウイ、オレンジ、メロンなど 適宜
キルシュ酒又は白ワイン 適宜
グラニュー糖 適宜
レモン汁 少々

コマノをぼーっと歩く

後から調べたらコマノは馬の産地なんだそうだ。3泊と言っても中一日はイタリアの友人とヴィアレッジョ Viareggioで会う約束があり、コマノを散策したのは一日だけ。
それでも十分な所だ。
本っ当に何も無い!
週末に移動販売の食料品トラックが来るのと、ホテルの目の前に本屋さん兼少しのお土産が売っている謎な家族経営の郵便局。
小さな子と仲良くなったのは良い思い出だけど。

トスカーナ州の海水浴場 ヴィアレッジョ Viareggio

その頃の夫はホテルは現地調達にこだわっていた。
が、時はメーデー。
連休の季節。
ヨーロッパ人の大好きな海沿いに空いてるホテルなんかあるわけも無く、探し疲れた私達はバールで一休み。
電話帳を借りて電話攻撃をした結果コマノの宿泊に至ったのだった。


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