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愛しい生肉はフランスで食べる フランス・ステック タルタル

タルタルステーキ"Steak tartare"

日本で生の牛肉が食べられなくなってかなり久しいが、私は小さな頃から生肉が大好きだった。
両親は大嫌いなのに、何故食べる様になったのかは不思議だが、焼き肉屋さんに行けば兄と競う様にレバ刺しやらユッケやらを頼んでいた。

そんな私なので、フランスに行った際は必ず一回は食べるメニューとなっていたのがタルタルステーキだ。

ステーキと言うよりはフランス版ユッケと言うか、生のハンバーグと言うか、なめろうの肉バージョンでもいい。とにかく生肉を叩いてみじん切りにしたものだ。
大体は牛肉である。

よく間違えられるが、揚げ物にかかっているタルタルソースの事ではない。(語源は一緒)

タルタルはタタール族に語源があるらしいのだが、タタール族とは何ぞやと言うとモンゴル人の事なんだそうだ。
モンゴル人がヨーロッパに遠征して戦っていた頃に戦争用としていた馬を食べたりもしてたそうなんだが、元々戦争用で肉が固かったので叩いて食べたんだと。馬さんは、移動、戦争、食用と3つの役割があったんだな。

私が日本で作る時は馬刺しで作るので、起源的には正しくなったと言えよう。

私好みの一人分の材料

馬刺し 適宜
オリーブ油 少々
卵黄 1個分
玉葱、にんにく、あればエシャロットをみじん切りにして 適宜
パセリ、ケイパー、胡瓜のピクルスのみじん切り 適宜
レモン くし切り1切れ
粒マスタード 適宜
たまにウスターソース 適宜

タルタルステーキの作り方

馬刺しをみじん切りにして、塩、胡椒と少しのオリーブ油でよく混ぜる。丸く形作って皿に盛り、お好みの味付けで食べる。

春のモンマルトル

モンマルトルの丘のふもとに素敵な香辛料屋さんがあってたまに訪れていた。
店のマダムはフランス語しか話せないが、優しいので何とかなっていたのも行っていた理由かもしれない。

そこに行くとついでだから、やっぱり丘にも行く事になる。

春は特に綺麗でパリ市民っぽい人からいかにも観光客な人まで皆が寛いでいて和んだ。

モンマルトルの丘から見るパリの街

空気が春。

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