思えば、この子が私のお腹に宿ってくれて１ヶ月もしないうちに猛烈な自己アピールがあり私は察知しました。二人目だ、と。

一人目の時もそれはそれは辛い10ヶ月間でしたが、二人目の時は辛さ倍増、地獄のような10ヶ月間でした。（誰ですか、二人目は楽だよ、って言った人。笑）詳細は語りませんが、私の場合はとにかく、つわり＝吐き気、というか吐く、との戦いでした。妊娠して1ヶ月経っていない早い時期に唐突にそれはやって来て、もうそこからは毎日が地獄。

気持ち悪さMAXの吐く寸前の状態がずーーーっと続くもんだから家も出られず常にトイレでぐったり、それが収まることもなく、徒歩5分の会社に行くことも不可能になって生涯居座るつもりだった会社を退職、それに伴い上の子が（1年以上認証保育園に預けてようやく入園したばかりの）認可保育園を年度途中で即刻辞めさせられ、近隣の幼稚園も定員オーバーで入れてもらえず、一向につわりが収まらない私の看病と上の子の世話をしなくてはならない旦那氏も会社を辞め。。。まさに負の連鎖。

近隣の幼稚園はすべて断られ、いくつもの幼稚園に電話しまくった結果、私の地元の超マンモス幼稚園だけが「そう言う理由なら・・・」と、渋々受け入れてくれました。

そんなこんなで、我が家は、手に入れた理想の超快適な都会暮らしを諦めて都下に引っ越す事になりました。

※妊娠はつらい人ばかりではありません。参考にしないでください。
※会社はとても真摯に、どうにか辞めないで済む方法を検討してくださいました。会社へ行けなくなってもギリギリまで席を置いててくれました。今でも感謝しています。が、私の場合、主治医が妊娠は病気じゃないの一点張りで非協力的だったのでこんな結果に。後に病院を変えたら、あーウチだったらちゃんとなんちゃら届け出してあげてたのにねーと言われました。。。無念。妊婦のみなさん、何かあったら早いタイミングで病院変えるべきです！
※入園してから知ったのですが超マンモス幼稚園が渋々だったのは、そこはとても有名な幼稚園で凄く人気が高かったんです。この幼稚園に入れたくてわざわざ引っ越して来るご家庭も多くあるとか。（そんな事知らなかった。入れてくれるなら何処でもよかった。）

話は逸れましたが、そんなこんなで私たちの人生を大きく変えた二人目ちゃんが、あの時、我が家史上最大のピンチの折に、唯一、上の子を受け入れてくれた幼稚園を卒園しました。

ありがとうございます。を百万回くらい言いたい気持ちです。

感謝してもしきれません。

TABITO

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3.11までの僕は明日が来るのは当たり前だと、信じて疑わなかった。
君と過ごしたあの日に戻れたら、どんなに救われるのだろうか。

残された私たちがすべきは、忘れない事。

愛する者を失っていまだに苦しんでいる人がどうか救われますように。
祈りを込めました。

『祈り』