映画「デューン 砂の惑星」原作のボードゲーム「Dune: Imperium」,デジタル版がアーリーアクセス開始。日本語にも対応。

Dire Wolfは2023年11月15日、ボードゲーム「Dune: Imperium」のPC向けデジタル版のアーリーアクセスを開始した。
価格は2576円(税込)で、対応言語は日本語を含む全10言語。

本作は、映画「デューン 砂の惑星」を原作とするボードゲームのデジタル版にあたる作品。
オリジナル版は国内外で高い評価を受け、日本語版もアークライトから出版されている。

システム面での大きな特徴は、ゲームの進行に合わせてデッキを強化していく「デッキ構築」と手持ちのコマをアクションスペースに配置して効果を得る「ワーカープレイスメント」を融合させたメカニズムだ。
ボードゲームに造詣のある読者には、ドミニオンとアグリコラを融合させたものと言えば早いかもしれない。

ボード上のアクションスペースには“エリア”が設定されており、コマを配置する際にはエリアに対応するマークを持つカードを捨て札にする必要がある。
コマの配置に使用したカードは効果を発揮できなくなるため、手札や資源の状況を観察して捨てるカードを選ばなければならない。

また,紛争地帯に自身の兵士を送り込むことで報酬を得られる「紛争」と呼ばれるシステムも用意されている。
これは原作における勢力争いをイメージした要素で、報酬は紛争が発生するたびに変化する。
報酬を確認して参戦するか否かを判断する必要がある。

アーリーアクセスの期間は約3か月ほどを予定しており、プレイヤーの動向を見てUIやAIの調整が行われるようだ。
フルバージョンではクロスプラットフォームプレイや、トーナメント&イベントシステムなどが実装される予定とのこと。
本作はアーリーアクセス版ながら骨太で充実したプレイ感を提供してくれる。
気になった人はこちらからDLだ。

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