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創作ノート16

 長月秋さんの2月の購入本作品のYouTubeを観ていて先日直木賞を受賞した今村さんの歴史ミステリーを解説している。その前後で長月さんの恐怖についてコメントしている。エレベーターの中であめちゃんを配る女性がいて、今思い出すとそのコメントは別のドラマの原作本の中で出てくるシーンで関西にもあめを配る女性がいるけどそれは子供の頃の話で大人の知らない人にあめをあげるのは聞いた事がないしちょっと怖いと話していた。

 僕は長月さんの怖さ、ミステリーの感覚や本の読み方(感情の変化をずっと見ていく)を聞いて長月さんは小説に詳しいのできっと面白い小説が書けるんだろうなあと思い、長月さんの作品に興味を持った。

 長月さんのミステリーの好みに謎解きがある。その恐怖はあめちゃんの話に出てくる日常に潜んでいると思う。僕もミステリー、日常に潜んでいる怖さについて書きたいと思った。

 僕は電話の怖さについて話そうと思う。スマホではなくて固定電話だ。
 電話がかかってきてガチャンと切れる。父が奥の部屋から昨日も同じ時間にかかってきてがちゃんと切れたと言う。おそらく精神病院から親しい女性がかけてきているんだろうと言う。僕は気になったので女性本人に昨日の夜電話したと尋ねると電話してないよと言う。でも本当か嘘かわからない、彼女を疑っている、彼女を裏切る必要もないのに。僕は後で怖いなと思った。

 無言で切れる電話は度々かかる。何を目的にしているのかもわからないし全てが謎だ。これもミステリー。例えば僕に恨みがあるとしようでもよく考えるけど僕に恨みがある人なんていないと思う。何か電話をしないといけない理由があるはず、そのkeyに精神医療がある。医療ミステリーになる。心理面接と繋がっている。

 Mさんの面接を受けている僕がデイケアでおこる謎を解決する。その謎解きに感化された患者さんが電話をしてくる。そんなあらすじだ。丁寧に説明すると、心理士のMさんとデイケアでおこる問題を心理面接で解き明かす。その時に謎の電話が本人にかかってくる。その患者さんが伝えたくても伝えられない事が予測できない結末へと加速させるSTORYである。

 長月秋さんが紹介する本を読んで謎解きミステリーが頭の中でどうなるか?試してみたい。小説も書けたら嬉しい。

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