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きびちゃん。

作品の中で特にご好評をいただいているのが この「冬のフレブルポーチ」です。上質なウールでパイドのまだら模様を表現。そしてフレブルのムチムチボディを忠実に再現。ぬいぐるみか?という感じですがこのポーチは、大人の方に是非とも持っていただきたい。現にお客様の中にも会社のセキュリティーキーを入れている方もいらっしゃってクールな大人の「はずし」としておおいに活用していただきたいです。

そしてこのポーチのモデルになったのが我が家のきびちゃんです。

我が家に来てもう11年になります。ポーチがきびちゃんに似てるか否か。そんなことは、どうでもよい。これは、愛です。

私は、父が犬好きだったので幼少の頃から家には犬がおりました。だから犬の生態には熟知していると自分では思っていたのですが。

このフレンチブルドッグという種族。実にマイペース。

そして凄い目力。そろそろ散歩かという時間になるとどんな遠くからでも 椅子の足と足の間からでも黙ってジッとこちらをみていて無言の圧力をかけてきます。しかし、散歩も最近の暑さ。 途中で「もういいわ」ってくるっとUターンして帰路に就く。完全に主導権はあちらにある。まさか散歩してもらっているのは、こっちか。

きびちゃんは、階段が苦手です。私が上に行けば下から、私が下に行けば上から。「フイフイ、フイフイ」泣いて「連れていけ~」アピールをします。少しの用事も9キロのきびちゃん抱っこして上がったり下がったり。過酷です。

でも可愛い。

日常のストレスは、「毛の生えたぬくもりのあるもの」と暮らすだけでだいぶ違ってきます。ひとによっては、猫だったり、うさぎだったり。て癒しくれ救ってくれます。不思議ですね。

フレブルは、私のいままでの経験からいっても飼うのが難しい。皮膚が弱いし体も弱い。何度も病院に通い大手術もしました。現にきびちゃんの右目は、見えていません。ある日突然、顔面麻痺になり目が閉じれなくなったあげく 開けっ放しの眼球に傷をつけてしまいました。人口角膜を入れる手術をしました。顔面麻痺は、長い時間かけてゆっくり完全とはいえないですが治っていきました。あの時は、本人も家族も本当に精神的にやられちゃいました。しかし、そのいろいろなことを乗り越えてよりかけがえのない存在になったのではないかと思います。もうしばらくは、モフモフしたい。だからくれぐれも体に気をつけて頑張っていただきたい。

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