先日NHKの番組で、技能実習制度で来日した外国人の話をやっていました。
途中から見たのですが、縫製工場で働かされているベトナム人が助けを求めるという内容でした。劣悪な住環境の中で、毎日長時間残業をしてタオルを作らさせられています。提出している実習計画は子ども服などを作るというものだったそうですが、嘘の実習計画を元に人質同様にして働かされていたのです。

このような話は既に何度も報道されていますよね。

本当に本当にこのような話は「人権を守らない日本」として、
恥ずかしい話です。

タオルと聞いたとき、私が普段購入しているものは、そこの会社のタオルじゃないだろうか・・・と心配になりました。
安く購入出来るものの中に、こうした背景があることが多いからです。

私たち一庶民が出来ることは何でしょうか。
不買行動をすることはどうでしょうか。
しかし実はどこの会社だか、わからないようです。

ネット上では既に、今治のタオルらしい、というところから批判が出ているとのことで、今治タオル工業組合が、声明を発表しています。https://www.imabaritowel.jp/wp/
それによると、対象の会社は組合員ではないが、その下請けだということです。

子どもの責任は親が・・・・というのと同じで、下請けの責任は
そこにお願いした会社の責任ですよね。

え、あの今治タオルなの？ と更に驚きがっかりしました。
いい品質を元にいいブランド作りをされている地域だと思っていたからです。
価格も他とは高めに設定されているとすれば、消費者に対する裏切りでもありますよね。

今回のことは会社の責任ですが、このまま何もしなければ、それを買っている私たちも加害者になってしまいます。

せめてこうやって私たちもネットを通じて
反対していくことを やめてはいけないと思います。