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2023.6.14 関東オークス JpnⅡ

◎10.パライバトルマリン / 戸崎圭太🥇
コーナー角のキツイ川崎のコーナーを6回通過するコースなだけに、どうしても前が有利になりがちなこのレース。加えて月曜日の後半から馬場傾向が前に傾いてきたこともあり、基本は前の馬で決め打っても良さそうです。インから出せる仔はもちろん有利ですが、2コーナー終わりからのスタートでバックストレッチを終始走る分、初角までが約400mあるコースレイアウトだけに、テンスピあればポジションは取り切れるでしょうし、この最初の400mが非常に重要なポイントになるでしょう。
本命のパライバトルマリンは、なにより前走がハイレベル。負かした2,3着の牡馬は、共に次走の中央1勝Cを0.4差で勝ち切っていますし、2着馬は今週末のユニコーンSでも上位人気が見込まれます。ハイレベルなのは相手関係だけではありませんでした。着差はないものの、これだけの牡馬相手に1,000-1,400m通過ラップ12.2-12.2-12.2で刻み、L1F 13.0での押し切り。これは強い競馬だったように思います。
2走前の大敗は、逃げられなかったことではなく仕上がりの甘さこそ全てだと考えています。このレースの最終追切はWC88.3-53.5-38.7-12.4。新馬戦前の最終追切ですら85.9-54.0-38.6-11.7でしたし、前走では86.4-52.6-37.7-11.4。明らかに追いの甘いプラス20kgでの出走だったかと思います。今回公開された最終追切は5Fから67.0-51.3-37.3。走りの重心も低く、気合つけて完歩が伸びる走りで好調さが伝わる素晴らしいものでした。
鞍上も戸崎Jに乗り替わりますが、火曜日もひと鞍跨りつつ、レース当日もオークス前にひと鞍騎乗予定です。馬場を見てのレースが可能でしょうし、単純に南関の舞台なだけに楽しみです。
今年の3歳中央ダート馬は群雄割拠。世界を制した仔もいる世代だけに、また新たなヒロインの誕生に期待しましょう。


自分が本命に対して、力関係、このレースに対して抱いている印象と、そこから何を導いてるかは表現できたんじゃないかとは思います。
駄文ではありますが、参考になれば幸いです。

何より、競馬は楽しむことが一番🤍
重賞こそ、トップクラスの激突なので、みなさん楽しみましょう🔥

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